給食センター建設で継続費 30年度予算案 市民会館を耐震補強・改造(土浦市)

[2018/3/3 茨城版]
 土浦市(中川清市長)はこのほど、30年度当初予算案を明らかにした。一般会計の総額は510億8000万円となり、対前年度比5.1%の減少となった。このうち、一般会計の投資的経費は25.6%減の60億7256万円。大幅減となったのは、新図書館整備や新治小中一貫校整備などの大型事業が完了したことに起因する。特別会計は9会計で7.6%減の398億8000万円となった。主な事業は、新学校給食センターの建設工事費や市民会館の耐震改修工事費、土浦港周辺の整備費などを盛り込んだ。

 学校給食センター再整備事業は、新施設の建設工事費に3カ年で26億7470万円(30年度1億3163万円、31年度22億7337万円、32年度2億6970万円)の継続費を計上した。着工時期は10月頃とし、32年9月の供用開始を目指す。

 この事業は既存の給食センター2施設を統合し、新治庁舎跡地に新施設を整備するもの。新施設の構造・規模はS造2階建て、延べ4931平方m程度とし、給食提供数は1日あたり1万2000食に設定した。なお、基本・実施設計は綜企画設計(東京都千代田区)が担当する。

 市民会館耐震補強及び大規模改造事業では、工事費に2カ年で22億9235万円(30年度6877万円、31年度22億2358万円)の継続費を設定。30年度中に工事に着手し、31年度までの完了を目指す。

 市民会館は昭和43年に竣工した建物で、老朽化が著しく耐震補強も必要と診断されたため、耐震化と大規模改造工事を実施する。施設の構造・規模は、RC造3階建て延べ5183平方m。工事内容は、耐震補強工事に加え天井脱落防止対策や舞台機構の改修、トイレ改修、客席の交換、エレベーター設置などを行う。実施設計は松下設計(埼玉県さいたま市)が担当する。

 土浦港周辺広域交流拠点整備事業では、公園や施設の整備工事費に2億0208万円を予算化した。ラクスマリーナなどが位置する川口2丁目地区、約5.5haを対象に集客施設や公園などを整備する計画で、市整備分の工事としてはエントランスや遊具、芝生、イベント広場、交流拠点施設(S造平屋約250平方m)、駐車場、駐輪場の整備などを予定する。実施設計はオリエンタルコンサルタンツ(東京都渋谷区)が担当した。

 このほか、神立駅西口自転車駐車場整備事業では仮設駐車場設置工事費740万円や既存駐車場解体工事費1450万円などを盛り込んだ。この事業は神立駅西口地区土地区画整理事業に伴い、神立駅西口にある自転車駐車場の建て替えを行うもの。新施設は、現在の駐車場と同規模(自転車570台、バイク20台程度)での整備を予定する。30年度には既存施設を解体し、31年度中の事業完了を目指す。

 小中学校・中学校施設非構造部材耐震化事業では、実施設計委託料などに710万円を予算化した。校舎棟のガラス飛散防止や設備類の固定化を行う計画で、30年度は下高津小と荒川沖小の2校を対象に実施設計を委託する。

 汚泥再生処理センター整備事業では、解体工事費9800万円や発注仕様書等作成業務委託料などを盛り込んだ。佐野子に位置する衛生センターが老朽化したため、新たに新施設を整備する。30年度は既存施設の管理棟などを撤去するほか、発注仕様書等作成業務を委託する予定だ。

 ごみ焼却施設整備事業では、基幹的設備改良工事費に19億8790万円を計上し、老朽化した清掃センターの長寿命化を図る。これまでに2、3号焼却炉の改修を実施しており、30年度には1号焼却炉などの改修工事を行う。基幹的設備改良工事は30年度末で完了する見込み。

 亀城モール整備事業では、用地補償費3億2477万円やII期整備工事費1665万円などを盛り込んだ。この事業は、川口1丁目交差点から中央1丁目交差点北側において、遊歩道(延長約180m、約2900平方m)を整備するもの。30年度には用地買収を行うとともに、延長30m分の整備工事を実施する。

 都市計画道路関連では、常名虫掛線をはじめ4路線で整備を進める。常名虫掛線では道路改良舗装工事費に2億1816万円や排水路詳細設計委託料に2586万円、神立停車場線では道路舗装工事費に1億3230万円、田村沖宿線では道路改良工事費に1億0368万円や道路台帳修正委託料に205万円、荒川沖木田余線では道路改良工事費に3億0726万円や用地測量委託料に291万円などを盛り込んだ。

 下水道事業特別会計では、公共下水道雨水排水路整備の事業費に6億7023万円を計上した。このうち、木田余1号雨水幹線整備では排水路整備工事(延長100m)や測量調査委託などを行う。

 配水管施設整備事業・老朽管更新事業は、事業費に8億8372万円を予算化した。配水管施設整備は実施設計(延長4610m)や配水管布設工事(延長1270m)、消火栓設置1基など、老朽管更新は実施設計(延長3270m)や更新工事(延長5690m)などを予定している。

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