新二宮分署5億で着工 消防本部指令施設更新へ設計(芳賀広域新年度予算)

[2018/3/6 栃木版]
 芳賀地区広域行政事務組合(組合長・石坂真一真岡市長)は5日までに、30年度予算を議決した。一般会計は建設工事に着手する新二宮分署の増額で前年度当初比11.4%増の31億5531万円。4特別会計を含む総額も、9.7%増の41億1142万円となった。消防施設では新二宮分署が工事と施工監理で5億0360万円を配分したほか、消防本部庁舎の通信指令施設の実施設計費を計上、31年度の更新工事に備える計画。

 一般会計のうち衛生費では、継続的に実施している斎場の火葬炉補修工事に加え、高圧受変電設備工事で1172万円を計上した。芳賀赤十字病院への施設補助では2160万円を充て、新規に超音波診断装置導入を助成する。

 し尿処理施設は、昭和56年稼働の第2環境クリーンセンター(真岡市三谷)と、同61年に稼働した第1環境クリーンセンター(益子町七井)を対象に、耐震化を含めた精密機能診断業務と老朽化等修繕の必要性を判断する整備方針評価業務の委託費1226万円を配分した。調査を通じて対策工事の内容等を固め、31年度に実施設計、32~33年度に長寿命化等対策工事を計画している。

 消防費は、新二宮分署の建設に伴い、施工監理832万円、分署の建築と電気・機械設備、外構と既存建物の解体工事として4億9528万円を計上。現在の二宮分署(真岡市久下田1241-1)の敷地を拡張し6036平方mを確保。分署・訓練棟・ヘリポートなどを配置し、工事は今月にも条件付き一般競争入札で公告する見通し。分署の構造と規模は、S造2階建て・延べ896平方m。設計は創建設計(宇都宮市)が担当している。

 消防署については二宮分署の新築が最後となり、31年度以降は通信指令装置等内部の設備拡充に移行していく。新年度予算では機器整備から15年を経過する指令施設更新のための実施設計費を計上した。車両購入等では、二宮分署に消防ポンプ車と高規格救急自動車を常備。修繕工事では真岡消防署の防鳥ネット設置工事費を予算化した。

 また、27年度に基本構想を策定し、再整備の対象となっている斎場(真岡市熊倉町)については、高齢化を理由に火葬需要が限界に達するとされる37~41年度に向け対策を講じていく見通し。

 ごみ処理施設特別会計は、前年度当初比6.0%増の8億6283万円。真岡市堀内地内のエコクリーンパーク稼働に伴う運転管理業務委託など施設委託費5億9144万円を計上。芳賀町給部地内の最終処分場は、供用に伴い生活環境影響調査事後調査など委託費1644万円のほか、埋立作業用鉄板購入に320万円を配分している。

 主な建設関連予算は次の通り。(単位・万円)

《一般会計》

【衛生費】

▽火葬炉設備補修・高圧受変電設備工事=1172.2
▽病院群輪番制病院設備整備費補助=2160
▽し尿処理施設運転維持管理ほか=1億7410.7▽同整備方針評価・精密機能診断委託=1226.4
▽浄化槽清掃=1億0707.1▽し尿処理収集車両購入=736.4

【消防費】

▽通信指令施設基本・実施設計ほか=2728.4
▽真岡消防署防鳥ネット設置工事=97.6
▽基地局無線機保守点検=294.9
▽新二宮分署施工監理=832.1▽同分署建築・電気設備・機械設備・外構・既存建物解体工事=4億9528.8▽同分署用備品=500▽同分署水道加入金=56.7

【労働費】

▽真岡共同高等産業技術学校運営費補助=200

《ごみ処理施設特別会計》

【ごみ処理施設管理費】

▽運転管理ほか=5億8915.7▽地域振興事業負担金=265▽ごみ処理基金積立=24

【最終処分場施設管理費】

▽生活環境影響調査事後調査ほか=1703.8▽埋立作業用敷鉄板購入=320.5

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