思川開発4月期発注見通し 橋梁上部工3件を第4 3工事にICT活用II型

[2018/4/6 栃木版]
 水資源機構は、4月期の発注予定工事(250万円超)を公表した。このうち思川開発建設所では、付替県道4件(うち3件が橋梁上部工事)と付替林道2件を合わせ6工事を一般競争入札で発注。また、県道明かり部の1件と林道工事2件にはICT活用・施工者希望II型を適用する。思川開発事業は、ダム建設の再開が決まり、業務委託では簡易公募型プロポーザル方式で、南摩ダム洪水吐ほか施工計画検討業務を第1四半期に発注する。30年度事業予算には前年度並の25億4400万円が配分され、付替え道路工事の進ちょくを図るとした。

 県道関係工事は、1号・2号・4号橋の上部工事と粟沢2工区の改築工事。発注時期は粟沢2工区が第2、橋梁上部3件は第4四半期を予定した。

 橋梁工事では、1号橋が橋長115m、上部形式は3径間連続鋼非合成鈑桁橋を採用。2号橋の橋長は90mの曲線橋。上部形式は1号橋と同じ3径間連続鋼非合成鈑桁橋で、これら2橋梁の発注規模には2億~3億円未満を試算。4号橋は橋長が63mで、上部形式は2径間連続鋼非合成鈑桁橋を採用、発注規模が1億~2億円未満としている。

 水資源機構では、調査・測量から設計、施工、検査、維持管理・更新、改築までのあらゆる建設生産プロセスの現場において、生産性の向上や効率化・高度化を図る取り組みを推進するとし、ICT活用工事はその一環。28年7月に川上ダム建設所で総合評価落札方式による施工者希望I型を初めて公告した。

 施工者希望I型は、総合評価落札方式において技術提案の内容にICTの活用を求め、入札者が示す価格と技術提案の内容を総合的に評価、落札者を決定するもの。今回の県道と林道工事3件に適用する施工者希望II型は、工事契約後に受注者の提案・協議により、協議が整った場合、実施するとしている。

 概要は次の通り。([1]工種[2]工期[3]工事概要[4]発注あるいは公告予定時期、工事はすべて特定調達に関する協定の適用対象外の一般競争入札、役務・調査等のうち設計はすべて総合評価落札方式を併用した一般競争入札、▼一般競争入札、◆総合評価方式併用の一般競争入札、◎簡易公募型プロポーザル方式)

《建設工事》

▼付替県道1号橋上部工工事(鹿沼市上南摩町地内)=[1]土木一式[2]約15カ月[3]道路改良L115m(W6.5m)、工事発注規模2億円~3億円未満[4]第4四半期
▼付替県道4号橋上部工工事(鹿沼市上南摩町地内)=[1]土木一式[2]約15カ月[3]道路改良L63m(W6.5m)、工事発注規模1億円~2億円未満[4]第4四半期
▼付替県道2号橋上部工工事(鹿沼市上南摩町地内)=[1]土木一式[2]約15カ月[3]道路改良L90m(W6.5m)、工事発注規模2億円~3億円未満[4]第2四半期
▼付替県道粟沢2工区工事(鹿沼市上南摩町地内)=[1]土木一式(ICT活用工事・施工者希望II型)[2]約15カ月[3]道路改良L約170m、W7.0m(明かり区間)、工事発注規模2億円~3億円未満[4]第2四半期
▼付替林道奈良出1工区工事(鹿沼市上南摩町地内)=[1]土木一式(ICT活用工事・施工者希望II型)[2]約14カ月[3]道路改良L約280m、W3.5m(明かり区間)、工事発注規模1億円~2億円未満[4]第2四半期
▼付替林道奈良出8工区工事(鹿沼市上南摩町地内)=[1]土木一式(ICT活用工事・施工者希望II型)[2]約14カ月[3]道路改良L約280m、W3.5m(明かり区間)、工事発注規模6000万円~1億円未満[4]第2四半期

《建設コンサルタント業務》

◎洪水吐ほか施工計画検討業務(鹿沼市上南摩町地内)=[1]土木関係建設コンサルタント業務[2]約7カ月[3]洪水吐き及びダム本体関連工事等にかかる施工計画及び設計[4]第1四半期

《役務・調査等》

◆南摩揚水機場ポンプ設備ほか補足設計(鹿沼市上南摩町地内)=[1]土木関係建設コンサルタント業務[2]約10カ月[3]南摩揚水機場ポンプ設備及び利水・水位低下放流管設備の設計[4]5月頃
◆仮設備詳細設計(鹿沼市上南摩町地内)=[1]土木関係建設コンサルタント業務[2]約10カ月[3]南摩ダム本体関連工事にかかる仮設備(バッチャープラント・濁水プラント・骨材プラント等)の詳細設計[4]6月頃
▼ダムサイト立木伐採(鹿沼市上南摩町地内)=[1]役務の提供[2]約7カ月[3]ダムサイト付近における立木の伐採[4]7月頃

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