環境省の循環型社会形成推進交付金 22市町3組合で76.2億円 浄化槽21市町に内示

[2018/4/14 栃木版]
 環境省は、30年度第1回循環型社会形成推進交付金の市町村配分額を公表し、本県では22市町と芳賀地区広域行政事務組合、塩谷広域行政組合、那須地区広域行政事務組合の3組合に国費76億2489万円が内示された。このうち浄化槽設置は21市町で市町村型を含め6023基。廃棄物処理施設では、芳賀広域が既存し尿処理2施設の改善の検討に着手するほか、那須広域は広域クリーンセンター大田原の基幹的設備改良に加え、那須町豊原乙地内を建設地に決めた最終処分場の実施設計に着手する。

 浄化槽は大田原市の市町村型を除き、個人設置を25市町で進めており、全市町が申請。今回内示がなかった市町でも汚水処理整備交付金の充当や第2回以降の内示が見込まれている。

 浄化槽は省エネ型の低炭素社会対応型の普及や長い管渠を持たず大地震にあっても機能が維持されるなど、震災時にも効果が発揮されてきた。施設区分詳細では、環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業で全市町が内示されている。

 廃棄物処理施設整備では、足利市が南部クリーンセンターの現在地での改築を決め、基本計画の作成や生活環境影響調査、用地の測量と地質調査などに着手。計画では、日量170トン(85トン×2炉)規模のごみ焼却施設やストックヤード、リサイクル推進施設を整備する。

 芳賀広域は、昭和56年稼働の第2環境クリーンセンター(真岡市三谷)と同61年に稼働した第1環境クリーンセンター(益子町七井)を対象に、耐震化を含めた精密機能診断、老朽化等修繕の必要性を判断する整備方針評価を実施、後年度の対策を検討していく。

 真岡市は旧清掃センター跡地に、剪定した枝などを堆肥化して再利用するリサイクルセンターに着工。宇都宮市は板戸に続く第2期の最終処分場と北部清掃センターの建設を進めている。

 那須塩原市は31年度の着工に向け、第2期の最終処分場を被膜型7万6000立方mの埋設容量に決め実施設計に着手する。那須町ではクリーンステーション那須を解体し、跡地にストックヤードを計画。塩谷広域はエコパークしおやの建設に続き、し尿処理施設・しおやクリーンセンターの基幹的設備改良に着工していく。

 内示状況は次の通り。(単位・万円)

▽足利市=2128.7

○施設整備に関する計画支援事業(1/3):エネルギー回収型廃棄物処理施設、リサイクルセンター

▽芳賀地区広域行政事務組合=208.8

○施設整備に関する計画支援事業(1/3):し尿処理施設

▽足利市=1838

○浄化槽設置整備事業:環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、910基

▽佐野市=2196

○浄化槽設置整備事業:環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、1650基

▽日光市=2005.2

○浄化槽設置整備事業:環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、130基

▽小山市=2203

○浄化槽設置整備事業:環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、765基

▽真岡市=1372.9

○浄化槽設置整備事業:環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、586基

▽大田原市=3157.2

○浄化槽設置整備事業:環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、15基
○浄化槽市町村整備推進事業:環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、70基

▽矢板市=1381.4

○浄化槽設置整備事業:環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、400基

▽那須塩原市=3523

○浄化槽設置整備事業:環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、190基

▽さくら市=1128.3

浄化槽設置整備事業:環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、300基

▽下野市=300.8

○浄化槽設置整備事業:環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、75基

▽上三川町=41.4

○浄化槽設置整備事業:環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、2基

▽益子町=1546.8

○浄化槽設置整備事業:環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、82基

▽茂木町=565.5

○浄化槽設置整備事業:環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、55基

▽市貝町=548.9

○浄化槽設置整備事業:環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、190基

▽芳賀町=886.6

○浄化槽設置整備事業:環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、330基

▽壬生町=578.5

○浄化槽設置整備事業:環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、30基

▽野木町=269.5

○浄化槽設置整備事業:環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、15基

▽塩谷町=958.2

○浄化槽設置整備事業:環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、50基

▽高根沢町=1104

○浄化槽設置整備事業:環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、56基

▽那須町=1447.9

○浄化槽設置整備事業:環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、72基

▽那珂川町=950

○浄化槽設置整備事業:環境配慮・防災まちづくり浄化槽整備推進事業、50基

▽宇都宮市=43億1391.9

○高効率ごみ発電施設(1/2):ごみ焼却施設、190トン/日
○高効率ごみ発電施設(1/3):ごみ焼却施設、190トン/日
○最終処分場:29万立方m

▽真岡市=1億5236.9

○有機性廃棄物リサイクル推進施設:ごみ堆肥化施設、5トン/日

▽那須塩原市=247.4

○施設整備に関する計画支援事業(1/3):最終処分場

▽那須町=633.3

○施設整備に関する計画支援事業(1/3):ストックヤード

▽那須地区広域行政事務組合=4043.6

○施設整備に関する計画支援事業(1/3):ごみ燃却施設
○施設整備に関する計画支援事業(1/3):最終処分場

▽塩谷広域行政組合=28億0595.7

○マテリアルリサイクル推進施設:リサイクルセンター、21トン/日
○エネルギー回収型廃棄物処理施設(1/3):ごみ処理施設、114トン/日
○エネルギー回収型廃棄物処理施設(1/2):ごみ処理施設、114トン/日
○基幹的設備改良事業(1/2):し尿処理施設、110/日

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