牛久土浦BPIII期に着手 30年度事業概要 改築事業費が13.4%減(常総国道事務所)

[2018/5/12 茨城版]
 国土交通省常総国道事務所(近藤進所長)は、30年度の事業概要をまとめた。改築事業費の総額は118億8100万円となり、圏央道関連の事業費減少で前年度(137億1500万円)から13.4%減となった。主な事業では、東関道水戸線の潮来IC~鉾田IC(仮称)間について改良工事や跨道橋工事などを進めるほか、国道6号牛久土浦バイパスでは新たにIII期事業に着手する計画だ。

 同事務所では、東関道水戸線の潮来ICから鉾田IC間(延長30.9km)と、圏央道の坂東ICから大栄JCT間(延長63.3km)、国道6号牛久土浦バイパス(延長15.3km)の整備を担当している。本年度事業費には、東関道水戸線に82億7800万円(前年度比8.6%増)、圏央道に3億5400万円(同89.2%減)、牛久土浦バイパスに32億4900万円(同15.9%増)を確保した。

 東関道水戸線では、調査設計や埋蔵文化財調査、用地買収、函渠・改良・跨道橋工事を推進する。潮来ICから茨城町JCTまでの延長49.1kmで計画する東関東道水戸線は、北側の茨城空港北ICから茨城町JCTまでの延長8.8kmが茨城空港の完成に併せて供用を開始したあと、本年2月3日にはNEXCO東日本が整備を進めていた鉾田ICから茨城空港北IC間の延長8.8kmが開通した。

 昨年3月には、潮来IC(潮来市延方)から鉾田IC(鉾田市飯名)までの30.9kmが有料事業化され、国とNEXCOが合併施工方式で事業を進めている。本年1月には、延長3.4kmで土工や橋梁下部工などを行う塔ヶ崎工事が発注されるなど、国が用地取得を進めながらNEXCOと分担して工事を進めていく。

 牛久市遠山町から土浦市中までの全体延長15.3kmで計画する国道6号牛久土浦バイパスでは、当初事業とII期事業を進めるとともに、新たにIII期事業に着手する。

 この事業では、23年11月までに当初事業の国道408号(つくば市西大井)から学園東大通り(土浦市中村西根)までの延長3.9kmが暫定2車線で開通。現在は、20年度に事業化した牛久市の遠山町から城中町までの延長1.3kmと、26年度に事業化した延長4.6kmのII期事業の整備を進めている。

 本年度は、牛久市遠山町から城中町間で調査設計や埋蔵文化財調査、用地買収、改良・橋梁下部工事を推進し、橋梁上部工事に着手するほか、つくば市高崎から西大井間と土浦市中村西根から中間を対象に調査設計や用地買収を推進し、改良・橋梁下部工事に着手する。

 また、新たにIII期事業として牛久市城中町からつくば市高崎間の延長5.5kmに着手する。本年度は、路線測量や地質調査などが予定されている。

 このほか圏央道では、坂東ICからつくば中央IC間と稲敷ICから大栄JCT間において環境整備工事を推進する。圏央道は昨年2月に本県区間が暫定2車線で全線開通し、全体区間約300kmのうちこれまでに約9割が供用を開始している。本年度は未開通区間の整備を進める一方、国交省予算とは別に確保した財政投融資を活用し、現行2車線の久喜白岡JCTから大栄JCT間の4車線化事業を進める計画だ。

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