来週にも入札を公告 ごみ処理施設の整備・運営 債務負担で153億円設定(江戸崎衛生組合)

[2018/5/15 茨城版]
 江戸崎地方衛生土木組合は11日、臨時議会を開いて新環境センターの「ごみ処理施設整備・運営事業」に係る30-49年度の債務負担行為に限度額153億円を設定した。事業は施設の設計・建設・運営を一括して発注するDBO方式を採用し、早ければ来週にも総合評価方式の一般競争入札を公告して、来年2月か3月には落札者を決定する見通し。設計・施工期間は34年度末までの4年間、運営・維持管理期間は15年間とする。

 新施設の事業者は「事業者選定委員会」で選定し、その後は特定事業の仮契約を行って、本年度内に基本協定を締結する。契約後から設計に着手して、建設工事は34年中旬ごろの完成を見込む。その後、試運転と並行して外構工事を実施し、35年3月末の竣工、および35年4月の供用開始を目指す。

 既存のごみ焼却施設は平成元年に稼動を開始し、一般に施設の寿命といわれる30年目を迎えている。近年は維持管理費が増大の一途をたどっており、新施設の建設が急務となっている。

 可燃ごみやリサイクルセンターからの破砕可燃物などの処理を行う新ごみ焼却施設の焼却炉は、ストーカ式または流動床式(全連続燃焼方式)を採用し、処理能力は1日あたり70t(35t×2炉)を想定。エネルギー回収率は10%以上(ボイラー・タービン式発電設備を含む)を見込む。

 新環境センターの建設地は稲敷市高田地内の現在地で、全体敷地面積は約3万7300平方m。建設中も既存のごみ処理施設の運転は継続する方針で、その動線が混在することから、あわせて道路用地として民有地約8000平方mを拡張する。既存の収集業者・一般持込者などの動線は敷地東側に新たに確保し、工事車両の動線は既存のアクセス道路を活用することで動線を分ける考えだ。

 また、新ごみ焼却施設の建設にあたって管理事務所が建設地にかかるため、建物を解体する。このため、建設中は環境センター内の事務室や会議室、休憩室などを転用して事務室とする。本年度は改修工事の設計を策定し、まとまり次第、工事を行う。当初予算には、既存施設改修設計業務委託料に162万円、工事費に2030万円を計上している。

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