江幡工業が初の受賞 優良工事表彰 涸沼建設工業は最多3回目(茨城町)

[2018/6/8 茨城版]
 茨城町はこのほど、第8回となる優良建設工事表彰の受賞者を決定した。表彰選定対象工事7件の中から厳正に審査し、涸沼建設工業(田中弘美代表取締役)と江幡工業(江幡洋一代表)を選定した。涸沼建設工業は3回目、江幡工業は初めての受賞となる。表彰式は、20日に町役場応接室で執り行われ、小林宣夫町長がその栄誉をたたえて表彰状を授与する。

 町の優良建設工事表彰は、町が発注した建設工事のうち、特に優良な成績で施工した工事の施工業者を表彰して、建設工事の施工意欲を高め、施工技術の向上や公共工事の品質確保を図るもの。22年度に初開催され、これまでに延べ10社が受賞している。

 表彰の選定対象となる建設工事は、表彰年度の前年度に完成した評点対象の建設工事62件のなかから、請負金額500万円以上の工事38件、うち本店が町内にある建設業者が施工した工事27件、うち工事成績75点以上の工事7件を抽出。この7件の表彰選定対象工事から工事主管課長が推薦した工事6件を、「優良建設工事表彰審査委員会」(委員長・小林弘文副町長)が審査して優良工事2件を選定した。

 涸沼建設工業の受賞対象工事は「29(第1拡)配水管布設工事(第1工区)」(中石崎地内)で、請負金額は2700万円。配水管PEφ75mm布設工事延長716.6mと給水管切替工事22カ所、消火栓設置工事1基の内容で、工期は29年7月19日から12月15日までとなっていた。

 審査結果では、現場代理人や水道工事に熟知している者が常駐し安全かつ迅速に正確な施工を行ったほか、出来栄えも坂やカーブが多く狭い道路であり本復旧の難しい場所であったが良好で、出来形管理も的確に行っていた。

 施工難易度の面では、給水管が複数本入っていて重機で破損する恐れが非常に高く高難易度であったが、一度も破損することなく施工した。合材の温度をより高く保つため、合材工場から現場への運搬の際にシートを二重に被せ、的確な温度管理に努めた。また地域貢献の面でも、県道の本復旧の際に車道と側溝との間に生じていた段差を解消するため、設計より広く舗装した。

 江幡工業の受賞対象工事は「29配水管布設工事第8号」(駒場地内)で、請負金額は1080万円。工事は配水管VPφ50mm布設工事延長287.8mや給水管切替工事16カ所の内容で、29年12月12日から30年3月11日までの工期で施工した。

 この工事は、現場代理人が常駐して工事内容をよく把握しているとともに、現場代理人による指示も的確で、作業効率と作業員の安全に留意した指示を行っていた。舗装本復旧では施工範囲外の路面の割れなどにも留意し、設計より広く舗装して出来栄えよく施工した。

 設計では、速乾性のある水分の少ないコンクリートで舗設することにしており、出来栄えよく施工することが難しいものであったが、きれいに舗設した。地元住民に対しては工事内容の説明を丁寧に行い、また地元住民の安全のため、設計数量のほかに自社努力で現場事務所に鉄板を敷き、住民専用駐車場を広く整備した。地域貢献も、施工箇所沿線にある法面が崩れていたため、工事期間中に補修していた。

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