ごみ処理費用を追加 麻生体育館などで災害復旧工事(行方市補正案)

[2018/6/13 茨城版]
 行方市は11日開会の第2回市議会定例会に、1億3968万円を追加して本年度の総額を165億9968万円とする一般会計補正予算案を提出した。主な補正の内容は、市有地に不法投棄されたごみの処理費用を追加したほか、3月の突風で被害を受けた麻生運動場の施設の災害復旧工事費などを計上。上ノ宮沖地区の農道整備事業では、測量調査委託料や一部工事費などを予算化している。

 総務費では、市有地維持管理委託料に5000万円を追加した。手賀地内の市有地で不法投棄された一般ごみやコンクリートガラなどが大量に発見されたため、撤去処分する費用を確保した。

 この市有地は、「市有地におけるメガソーラー(大規模太陽光発電)事業」の公募型プロポーザルで選定した事業者に貸し付けたもので、造成のための樹木伐採によってごみが見つかっていた。本年度の当初予算にも処分費用を計上していたが、不足することから費用を増額した。

 衛生費では、3月1日に市内で竜巻とみられる突風によって建物やビニールハウスなどへの被害が発生し、この片付けや復旧で発生した災害廃棄物を処理するため、委託料1989万円を予算化している。

 また、この突風によって南地内にある麻生運動場の体育館と弓道場の施設の屋根や外壁にも被害が発生したことから、これを復旧するため実施設計委託料289万円や工事監理業務委託料78万円、工事費2803万円を盛り込んだ。

 県単農道整備事業費は、行戸地内で実施している上ノ宮沖地区の農道整備事業に4157万円を新たに予算化した。本年度は延長400mの用地測量や補償調査を計画し委託料2120万円を用意するとともに、用地取得できたところから一部工事に着手するため、道路改良舗装工事費800万円も計上した。

 特別会計は、森林湖沼環境税を活用した県からの補助金を利用して、農業集落排水事業の排水設備工事補助金に175万円、特定環境保全公共下水道事業の排水設備工事補助金に310万円、流域関連公共下水道事業の排水設備設置補助金に350万円をそれぞれ計上する。

 このほかの議案は、工事契約で農集排榎本地区の処理施設改修工事をヤマト茨城営業所と3億0564万円で契約する案を提出。専決処分の報告は、29年度一般会計補正予算の第8号で公共施設整備基金積立金6038万円、子ども・子育て支援事業の施設型給付費1408万円の計7447万円を追加して、総額を171億1005万円としたことを報告する。

 以下、30年度補正予算案の概要は次の通り。(単位・万円)

【一般会計補正予算】

〈総務費〉

▽用地管理事業費=市有地維持管理委託料(5000)
▽企画事務費=コミュニティ助成事業補助金(250)

〈民生費〉

▽災害救助事業費=被災者生活再建支援金(300)

〈衛生費〉

▽清掃及び廃棄物処理事業費=災害廃棄物処理業務委託料(1989)

〈農林水産業費〉

▽園芸農業振興事業費=儲かる産地支援事業費補助金(196)
▽県単農道整備事業費=道路調査設計委託料(2120)、道路改良舗装工事費(800)、用地代(287)、移転補償等(950)

〈災害復旧費〉

▽社会体育施設災害復旧事業費=実施設計委託料(289)、工事監理業務委託料(78)、災害復旧工事費(2803)

【農業集落排水事業特別会計補正予算】

▽一般管理事務費=排水設備工事補助金(175)

【特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算】

▽公共下水道事務費=排水設備工事補助金(310)

【流域関連公共下水道事業特別会計補正予算】

▽一般管理事務費=排水設備設置補助金(350)

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