受賞に自信と誇りを 優良工事等局長表彰式 本県は工事9社7人、業務10社(関東地方整備局)

[2018/7/12 茨城版]
 国土交通省関東地方整備局(泊宏局長)は11日、さいたま市内で29年度の優良工事等局長表彰式を開催した。優良工事関係では、対象工事1180件(28年度1150件)から優良工事47件(重複除き42社)と優秀工事技術者44人、安全管理優良受注者98社を表彰。優良業務関係では、対象業務1541件(28年度1611件)から優良業務49件(重複除き35社)と優秀技術者50人を表彰した。本県関係は、ICT活用工事で受賞した水郷建設ら9社7人が優良工事・優秀工事技術者表彰を受けたほか、安全管理優良受注者に16社、優良業務・優秀技術者表彰で10社11人が受賞している。

 各表彰後にあいさつした泊局長は、受賞者の功績に敬意を表したあと、現在も被害が拡大している西日本豪雨に触れた。TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)を派遣したことなどを説明しながら、「近年、日本各地で大災害が多発しているが、建設業界には緊急復旧、本復旧などで大きな尽力を頂いている。まさに建設業の存在はなくてはならないもの」などと強調した。受賞者には「今回受賞は総合評価方式で契約が優位になるという点もあるが、それ以上に各企業や技術者が自信と誇りを持つことで人材育成と社会資本の維持管理とともに、技術力の向上につなげて欲しい」と話し、各企業の今後の飛躍に期待を寄せた。

 優良工事等局長表彰は、同局や管内各事務所から推薦された河川・道路・営繕・港湾・空港の工事や業務の中から、優良工事等選定委員会(港湾空港関係は表彰審査委員会)が審査を行い決定。優良工事、優秀工事技術者、安全管理などの工事で表彰された場合には、総合評価方式などで企業の技術力評価が優位になる。優良業務表彰と優秀技術者表彰を受賞した者は、それぞれ企業や担当技術者の技術力評価が優位となる。

 このうち、優良工事表彰は前年度の完成工事を対象とした優良工事表彰が昭和50年度に開始され、今回で42回目。本年度の受賞工事の内訳は、一般土木20件、維持修繕9件、その他18件の計47件(重複除き42社、JVはJVとしてカウント)となった。この表彰は、建設業者の技術向上や円滑な事業の推進を図ることを目的に、同局の発注工事を優秀な成績で完成させた業者を表彰する。技術審査は工事の難易度や創意工夫、安全対策への取り組みなどを重点に行っている。

 優秀工事技術者表彰は平成元年に開始され、優良工事を担当した現場代理人や主任(監理)技術者の中から選ばれるもので今回で29回目。技術者の誇りと資質の向上を図り、円滑な事業の推進することなどを目的に、管理能力や技術能力、仕事に対する積極性、誠実性などを重点に審査している。受賞者の内訳は、一般土木18人、維持修繕7人、その他19人の計44人となっている。

 安全管理優良受注者の表彰は、直轄工事の工事事故が増加傾向にあった13年度から開始され、今回で18回目となる。安全対策の向上と円滑な事業推進を目指し、一般土木工事やアスファルト舗装工事など多くの工事を完成させた者から、無事故継続など安全管理に優れた者を選定している。本年度の受賞工事内訳は、アスファルト舗装9社、一般土木89社となった。本県関係では今回、一般土木工事で16社が表彰されている。

 今回で28回目となる優良業務・優秀技術者の表彰は、業務計画段階から全体を掌握しつつ、優れた企画力を発揮し、積極的で斬新な提案を行うなどの創意工夫に優れたもの、技術的に高度で複雑な業務を遂行し、優良な成果として取りまとめたものなどを表彰している。

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