子育て支援し人口増へ 第2期定住促進住宅 起工式で無事完成を祈願(CYUWAまちづくり)

[2018/8/9 茨城版]
 境町「第2期境地区定住促進住宅」の起工式が7日、現地で開催された。橋本正裕町長や倉持功町議会議長を来賓に迎え、町幹部職員、工事関係者、地元住民の代表者らも出席し、参加者全員で工事の無事を祈願した。この事業は、PFI方式特定事業で「CYUWAまちづくり株式会社」が担当し、31年3月の竣工、4月の入居開始を目指す。維持管理・運営管理期間は61年3月31日までの30年間とする。

 工事に係る神事は、倉持議長が斎鎌を、橋本町長が斎鍬を、CYUWAまちづくりの中村和夫代表取締役が斎鋤を行い、厳かに執り行われた。

 神事のあとにあいさつした橋本町長は、「第1期のアイレットハウスに続き、第2期に着工できるのはCYUWAまちづくりの皆さまのおかげ」と関係者に感謝し、「昨年は人口が増加に転じたが、今年もこういった事業を通じて人口増加の町になるべく努力していきたい。今後も移住定住用の地域優良住宅の建設など、いろいろな制度を活用して人口増に寄与するとともに、境町の活気づくりに役立つようにしたい」と抱負を述べた。

 倉持議長は、「町が取り組んでいる教育の充実、子育て支援の充実、福祉の充実は、新たな住みたい場所が生まれるということ。これにより境町が元気になり、人口増につながっていくことと確信している」と話し、「CYUWAまちづくりの皆さまは長きわたる運営となるが、しっかりと事故のないように運営してほしい」と要望した。

 続いて中村代表取締役があいさつし、「昨年は南側にすばらしい第1期住宅が完成した。第2期住宅も負けないものを作り上げ、入居者に喜んでいただきたい」と述べ、「工事にあたっては皆さまの協力のもと、事故のないようにしっかりとやり、竣工式が盛大に迎えられることを約束したい」と意気込みを語った。

 この事業は民間のノウハウによる質の高いサービスの導入や町財政の平準化等を図りつつ、子育て世代を主軸とした中堅所得者向けの定住促進住宅を利便性の高い境地区に供給するもの。これにより快適な住まい環境を創出し、定住人口の増加や地域の活性化を図る。事業の基本コンセプトは、▽良好な居住環境▽地元密着▽未来へつなぐ資産──の3つとなる。

 事業手法はPFI法を活用し、町が所有する土地に民間事業者(SPC)が新たに住宅を設計・建設および工事監理したあと、町に所有権を移転する。民間事業者は所有権移転後の事業期間中に係る維持管理・運営を行うBTO方式で実施する。

 建物の建設場所は境町字宮久保679ほかで、敷地面積は3060平方m。住宅はRC造3階建て、3LDKタイプ(専用面積約68平方m程度)で、合計23戸を予定している。駐車場は40台分、駐輪場は46台分を設ける。入居者の福利施設となるコミュニティスペースして、1階に約150平方m程度の床に落書きのできる児童遊園を確保する。

 「CYUWAまちづくり」は代表企業の中和建設(境町)のほか、構成企業のユーミー設計とユーミーコーポレーション(いずれも鹿児島市)が町内で設立したSPC。中和建設・ユーミーコーポレーションJVは建設を、ユーミー設計は設計を、ユーミーコーポレーションは維持管理と運営をそれぞれ担当する。

 このほか、協力企業として工事監理をWakanaDesign一級建築士事務所(埼玉県春日部市)が実施するほか、建設には町内2社(サカエ電気、中久喜インテリア)、維持管理にはオクスト(境町)が参加する。事業費は税込み6億2738万5981円で、内訳は住宅建設費などが4億2509万円、30年間の維持管理費が9288万円、SPC運営費が5292万円、諸経費が1750万円などとなる。

 なお、29年度には第1期事業として南側に「アイレットハウス」2棟35戸を建設。新井建設工業を代表企業とする「SAKAIスペシャルタウンワークス」が事業を担当しており、好評を得ている。

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