畜試跡広場設計で継続費 道の駅整備へ準備工事費を計上 道水路維持補修に約1億円(笠間市補正案)

[2018/9/5 茨城版]
 笠間市は4日開会の第3回市議会定例会に、4億8507万円を追加して本年度の総額を319億1002万円とする一般会計補正予算案(第3号)を提出した。主な内容は、畜産試験場跡地に計画する多目的広場整備事業の基本・実施設計策定に継続費5353万円を設定するほか、道の駅の31年度着工に向けて仮設道路などの準備工事費を計上した。また、道水路維持補修整備工事費には1億0025万円を追加し、公園遊歩道の古木伐採工事費や防災行政無線デジタル化の基本構想委託料なども予算化。市立病院事業会計では、旧病院の解体設計委託料に400万円を確保した。

 市は畜産試験場跡地の国有地について、購入や無償貸付の制度を活用して3万1091平方mを取得し、イベントなどにも利用可能な多目的広場を整備する。基本構想・基本計画は、29年度にミカミ(水戸市河和田町)に委託してこのほど完了。今回は30年度1605万円、31年度3747万円の2カ年継続費を設定し、年度後半から基本・実施設計を策定する。

 農業振興費では、手越地区に計画する道の駅の工事用仮設道路の整備や排水路工事を行うため、道路新設改良工事費3240万円を計上した。事業は現在、三井共同建設コンサルタント・計画環境建築設計共同体で基本設計を策定しており、年度内に実施設計や各種手続きまで進める予定。補正案では31年度から工事に着手できるよう、準備工事費を盛り込んだ。

 観光施設費は佐白山、北山公園、愛宕山のそれぞれの遊歩道沿いにある古木が倒れる危険性があるため、2210万円を確保して伐採撤去する。また、工芸の丘や北山公園の施設改修工事費に286万円、佐白山の遊具撤去工事費に136万円を予算化する。

 道路関連は、道水路維持補修整備工事費に1億0025万円、測量設計等委託料に1275万円を計上。消防費には第二分団詰所改築の外構工事費891万円を計上するとともに、防災行政無線のデジタル化に向けた基本構想を策定するため、委託料873万円を盛り込んだ。

 このほか、総務費には県補助金を活用して国体会場周辺などの主要幹線や交差点に防犯カメラを設置するため、620万円を計上。カメラは6カ所に各2台ずつ、計12台設置する。商工費には建設業振興補助金として300万円を盛り込み、商工会を通した地元業者による住宅リフォームに補助金を支出する。教育費には、岩間第一小学校の低年齢用プールを撤去するため工事費399万円を盛り込んだ。

 一般会計補正予算はこのほか、7月12日に専決処分した第2号補正を報告する。学校施設におけるブロック塀の点検結果を踏まえ、安全対策工事費3220万円を計上している。工事は主に、プールの目隠しとして設置していたブロック塀を撤去して、代わりにアルミのフェンスを設置する内容。対象の学校は小学校が稲田小、宍戸小、友部小、岩間第一小、岩間第二小、中学校が笠間中と友部中となる。

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