危険解消や歩道整備を 県央・鹿行連携道路の整備求める(水戸神栖線・玉里水戸線道路建設促進期成同盟会)

[2018/11/29 茨城版]
 潮来市・行方市・小美玉市で組織する「水戸神栖線・玉里水戸線道路建設促進期成同盟会」(会長・島田穣一小美玉市長)はこのほど、県庁で「県央・鹿行連携道路の整備に関する要望」を行った。現道の危険箇所の早急な整備、水戸神栖線の行方市区間と玉里水戸線のバイパス区間の早期事業完了、未計画区間の早期事業化、および道路整備財源の充実による計画的な整備の4点について、県の積極的な対応を求めた。

 島田会長は「要望する2路線は、いずれも整備されることで地域間の連携・交流を促進し、沿線市の産業・経済・文化の発展に大きく貢献できるとともに、県土の均衡ある発展や茨城空港の利用促進の観点からも必要不可欠な道路。さらに生活道路としても、狭あい・屈曲した箇所が未だに多く存在しており、走行性・安全性の面からも強く整備を求める」とあいさつ。昨年度に行方市の上山交差点の整備が完了したことに改めて感謝の意を表すとともに、残る区間の1日も早い整備完了を訴えて要望書を手渡した。

 水戸神栖線と玉里水戸線からなる県央・鹿行連携道路は、潮来市内の国道51号から行方市を縦貫し、小美玉市を経て常磐道・北関道、県都水戸市に至る広域的な幹線道路。また、沿道の茨城空港の開港に伴い周辺道路が整備されたことから、この路線の整備でますます地域間の連携・交流が促進され、県央・鹿行地域の発展に大きく貢献できると期待されている。

 このうち主要地方道水戸神栖線は、潮来市区間の改良が完了しているが、行方市区間では交差点に右折レーンの無い箇所や歩道が未設置の箇所があることから、早急な整備を要望。主要地方道玉里水戸線は現道の狭あい・屈曲・歩道未設置箇所が多数あり、早急な整備とともにバイパス区間の早期事業を求めた。

 具体的には、玉里水戸線の小美玉市先後地内で現道から県道上吉影岩間線まで延長2・75km、幅員15mのバイパス整備を要望。同じく玉里水戸線の宮田地内は、延長1・13km、幅員10~11mの拡幅改良を要望した。

 水戸神栖線は、芹沢地内の小川鉾田線との交差点部延長440mが昨年度に完了したことから、引き続き行方市手賀地内の延長4・5km、井上藤井地内の延長1・3kmについて、歩道整備や拡幅改良の早期完了を求めた。

 これに対し、県から各事業箇所の状況について説明がなされた。小美玉市先後地内は始点側から市道美1-3号線までの区間で用地買収、道路改良工事を進めてきており、本年度は市道美1-3号線から県道上吉影岩間線までの区間の測量、設計を進める。小美玉市宮田地内は全体計画約1・1kmのうち、これまでに約810m区間を整備済みで、本年度は残る区間で埋蔵文化財調査実施に向けた調整を進める。

 また行方市手賀地内は、これまでに詳細設計を実施しており、今後は地元説明会を開催して用地測量や用地買収を進めていく。行方市井上藤井地内は、井上藤井交差点を含むなめがた地域医療センター付近約860m区間の整備を進めており、本年度は道路改良工事および流末排水工事を実施すると説明がなされた。

 最後に伊藤部長は「地域の連携軸の道路整備は重要であるため、しっかりと整備していきたい。東関道や茨城空港など、広域インフラをしっかりと活用できるよう交通網を強化していきたい」と意気込みを示すとともに、地元市にも用地取得への協力を求めた。

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