学校の空調に8.7億円 公共施設トイレ洋式化で工事費(日立市補正案)

[2018/12/01 茨城版]
 日立市は、6日開会の定例市議会に補正予算案を提案する。一般会計は12億0891万円を追加して、本年度の総額を759億3890万円とする。主なものは、小中学校への空調整備に向けて事業費8億7190万円を予算化し、普通教室を中心に来夏の供用開始を目指す。

 空調整備を行うのは、小中学校全41校のうち小学校19校(助川小、宮田小、滑川小、仲町小、中小路小、大久保小、河原子小、成沢小、大みか小、大沼小、金沢小、塙山小、田尻小、日高小、坂本小、東小沢小、中里小、櫛形小、山部小)と中学校12校(平沢中、駒王中、滑川中、多賀中、河原子中、泉丘中、台原中、豊浦中、久慈中、坂本中、中里中、十王中)となる。このほか、改築などで工事を進めていたり、設計中のものは特別教室を含めて整備することが決まっている。

 既に9月から設計に着手し、31年1月末までにまとめる予定だ。設計は、小学校4件を日木産業(日立市鮎川町)と桂設計(茨城事務所=古河市常盤町)、池田設備設計事務所(水戸市堀町)が担当し、中学校2件を楠山設計(茨城営業所=土浦市港町)と須藤設備事務所(水戸市河和田町)が担当している(桂設計は小学校2件を担当)。対象は普通教室と図書室で、中学校では音楽室にも設置する。工事を年度内に着工し、来年夏の供用開始を目指す。

 空調整備ではこのほか、奥日立きららの里のケビン15棟に1920万円、幼稚園9園の保育室に784万円の事業費が予算化されている。

 公共施設のトイレ整備では、和式トイレの洋式化などに向けて総額1億2500万円の事業費を計上している。来年に控える茨城国体の来場者などに備えるもので、対象は駅前公衆トイレ(日立駅中央口、海岸口)に120万円、久慈サンピア日立とスポーツセンターに1060万円、かみね動物園(北園)に3050万円、かみね公園(北駐車場・南駐車場など)に6890万円、多賀中学校の体育館に1380万円となっている。

 鞍掛山霊園では、合葬式墓地建設工事費に2870万円を増額する。合葬式墓地は多賀土木・茨城日鉱建設JVが工事を進めており、RC造地下1階地上1階建て延べ337平方mの規模。今回、地下の掘削工事で岩盤が発見されたことから破砕するための予算を増額し、合わせて工期を延長するため繰越明許を設定する。

 このほか、市民運動公園の駐車場整備用地購入費に3486万円を予算化。現在、県で解体工事を進めている旧職員住宅の跡地を取得し、新たに普通車120台分の駐車場を確保する計画で、国体には間に合うよう整備を進める。

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