特別教室に空調整備 給食センター統合 移転先決定で基本計画修正(龍ケ崎市補正案)

[2018/12/4 茨城版]
 龍ケ崎市は6日開会の定例市議会に、補正予算案を提案する。一般会計では6億0224万円を追加して、本年度の総額を254億4571万円とする。主なものは、小中学校の空調整備に2億8531万円を予算化し、特別教室への空調整備に着手する計画だ。また、用地の問題から事業進捗が難航していた給食センター統合計画では、新たな移転候補地が決定したため、基本計画の修正や用地取得に向けて不動産鑑定などに着手する。

 小中学校の空調整備は、既に普通教室への設置を完了していることから、今後は全小学校の音楽室、理科室、美術室など特別教室への設置を進める。

 当初市では、30-32年度の3カ年で整備を進める計画で、既に中学校分については秋山建築設計事務所(龍ケ崎市野原町)で設計をまとめていたが、昨今の酷暑に対する国の対応などを受けて、前倒しで実施する。中学校分は補正予算が決まれば直ちに着工し、来年夏前には整備を完了させる考え。小学校分は今回の補正に設計費も予算化しているため、工事完了は1年遅れとなる見通しだ。

 給食センターの統合計画は、既存の第一調理場と第二調理場を一元化して移転統合する計画で、これまで長大(東京都中央区)で基本構想や基本計画を策定。整備手法は、設計・施工を民間事業者で行うDB方式を採用することが決まっている。しかし、当初建設地としていた第一調理場近接地の用地取得が難航したためこの場所を断念し、新たな候補地の選定を進めていた。

 基本計画の修正では、これまでに策定した計画に盛り込まれていなかった建設地の位置づけを明確化するほか、32年9月ごろとしていた供用開始時期の見直しなども行う。順調に進めば、31年度にも用地取得を行い、用地取得が完了すればDB方式による事業者選定に着手する計画だ。

 このほかの事業では、まちなか再生プラン策定業務委託料として総額1153万円の30-31年度継続費を設定し、旧市街地にある商店街の活性化に向けて方向付けを行う。佐貫3号線整備事業では、JRと隣接する橋梁整備についてJRとの協議を進める必要があるため、橋梁詳細設計委託料2240万円を減額し32年度ごろに延期する。

 総合運動公園に整備を計画している龍ヶ岡公園駐車場では、進入路を2カ所に増やすことから工事費2000万円を増額する。この計画では現在、協和コンサルタンツ(東京都渋谷区)で測量と設計が進められている。総合運動公園では、茨城国体に向けてたつのこアリーナトイレを洋式化するため工事費1500万円を計上している。

 また、発注の平準化などを目的に、竜ヶ崎駅コミュニティバス待合室整備工事(30-31年度)に限度額200万円、市道第4-262号線舗装修繕工事(30-31年度)に690万円、市道第7-199号線外舗装修繕工事(30-31年度)に2260万円の債務負担行為を設定する。

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