庁舎改築の検討着手 オセヤで基本構想 きょう有識者会議開催(五霞町)

[2018/12/26 茨城版]
 五霞町は、役場庁舎の建て替えを計画している。ほかの町有施設との複合化も視野に入れ、庁舎等の基本構想を策定して方向性を決めていく考えで、このほど「町役場庁舎等公共施設基本構想策定業務」をオセヤ(ひたちなか市)へ委託した。また、町では「公共施設等総合管理計画有識者委員会」を立ち上げ、26日に初会合を開催する。有識者委員会では、庁舎の建て替えなどについて検討する予定だ。

 有識者委員会は、町会議員2人と有識者3人の5人で構成する。町長から町役場庁舎等公共施設基本構想について諮問されており、町内公共施設の現状と課題や役場庁舎の複合化の可能性などを検討して答申する。第1回委員会では委員長の選定を行うほか、公共施設の現場見学を実施する予定。なお、第2回委員会は2月か3月に開催する見込みだ。

 町は29年度に策定した「公共施設等総合管理計画」に基づき、役場庁舎を複合化して建て替える可能性を探っていく。庁舎は建築後55年が経過して老朽化が進んでいるため、第1期(29-32年度)「公共施設等総合管理計画」アクションプランでも建て替えの方向性が示されている。建て替えにあたっては、建築後40年を迎える中央公民館や多目的集会センターなどとの複合化を探るとともに、教育施設の統廃合も視野に入れて検討する見込みだ。

 現在の庁舎の規模はRC造2階・3階建て、延べ面積2168平方m。昭和38年に建設され、そのあと増築されている。耐震基準はクリアしているが、建築から60年を経過する35年度を目途に建て替えたいとしている。

 アクションプランのなかで役場庁舎は、▽災害時の防災拠点として避難所・災害対策本部の機能を有し、災害時には住民の生命・財産の保護を優先するのに十分な施設とする▽平常時はコミュニティスペース(交流の場)として町の暮らしを明るく豊かにする機能を有するものとする▽既存のほかの施設の機能や性能を再確認して庁舎内に集約させることで維持管理費を抑制し、将来の財政負担を軽減させるとともに、利便性の向上を図る▽複合化して建て替えを検討する──と位置付けられている。

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