国道6号まで調査着手 茨城北部幹線道路 6号-349号間もルート検討(県北部幹線促進協)

[2019/1/12 茨城版]
 県北部幹線道路建設促進協議会(会長・山田修東海村長)はこのほど、県庁を訪れて伊藤敦史土木部長に水戸外環状道路や茨城北部幹線道路の整備促進に関する要望書を手渡した。水戸外環状道路の茨城港常陸那珂港区から国道6号までの整備促進をはじめ、茨城北部幹線道路の地域高規格道路の計画路線への指定に向けた調査の促進を求めるとともに、当面は既存の道路を有効活用して、地域住民の利便性に十分配慮した道路整備を早期に図るよう要望した。

 県北部幹線道路建設促進協議会は常陸太田市、ひたちなか市、常陸大宮市、那珂市、大子町、東海村の4市1町1村で組織し、例年、県に対してこれら路線の整備促進やルートの具体化などの要望活動を行っている。

 この道路は、茨城港常陸那珂港区をはじめとする県北臨海地区の開発効果を県北内陸部に波及させ、県都周辺圏との連携強化や広域観光などを促進する地域高規格道路として位置付けている。

 これまで、1994年に東水戸道路の終点から常磐自動車道に至る約20kmが「水戸外環状道路」として計画路線に、98年には常磐自動車道から常陸大宮市の国道118号に至る約20kmが「茨城北部幹線道路」として候補路線に指定された。

 このうち、東水戸道路のひたちなかICから常陸那珂港ICまでの4.5kmは地域高規格道路として、常陸那珂港ICから国道245号までの3.5km区間は一般道として暫定2車線でそれぞれ供用され、その先の国道245号から国道6号までの区間も都市計画決定されている。

 要望に際し、山田会長は「東海村内の残る区間は本年度から調査に着手していただいた」と感謝する一方、「北部幹線道路全体としてはそこから先が調査もまだまだこれからという状況。常陸大宮市より先については候補路線にもなっておらず先は長い。課題も多いとは思うが、引き続きご尽力を」と要望した。

 要望に対し、県道路建設課高速道路対策室の木村正人室長は、水戸外環状道路について「国道245号から国道6号までの区間は本年度から、県単事業で事業化のための調査に着手した」と明らかにして、「早期の事業化を目指していきたい」との考えを示した。

 また「国道6号から常磐道までの区間と、茨城北部幹線道路の常磐道から国道349号までの区間は、あわせて常陸那珂港山方線那珂バイパス東工区(仮称)として現在、最適なルートを検討している」と説明した。

 茨城北部幹線道路については、「国道349号から木島大橋までの区間を、常陸那珂港山方線那珂バイパス西工区(仮称)として昨年度から事業に着手した」と報告するとともに、「将来的に1本のルートを形成することを念頭に置きながら、当面は整備効果や優先順位を勘案して既存の道路の機能を強化することを目指し、整備を進めていく」との方針を伝えた。

 最後に伊藤土木部長は、「用地のことや整備の順番など、地元の皆様と相談しながら事業を進めていきたい」と述べて、引き続き地元市町村の協力を求めた。

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