牛久土浦BPの促進求める 通学路安全対策や橋梁長寿命化も(牛久市・つくば市・つくばみらい市交通体系整備促進連絡協議会)

[2019/1/26 茨城版]
 牛久市・つくば市・つくばみらい市交通体系整備促進連絡協議会(会長・根本洋治牛久市長)はこのほど、県土木部の伊藤敦史部長に、国道6号牛久土浦バイパスの早期整備と3市にまたがる広域的な道路の整備、および通学路の安全確保対策や橋梁の長寿命化に必要な予算の確保を求める要望書を提出した。これに対し県は、国道6号牛久土浦バイパスについて国に一層の整備推進を働きかけるとともに、県としても通学路の安全性向上や橋梁の長寿命化対策などを鋭意進めていくことを説明して理解を求めた。

 要望活動には根本会長のほか、各市議会の代表者らが参加した。また、オブザーバーとして地元選出の県議会議員5人も同席した。冒頭、根本会長は協議会設立からの経緯を説明し、「今回は広域的な道路の要望を1路線に絞った。圏央道の4車線化もあり、道路の整備が進めば定住人口の増加など、この地域はまだまだ伸びる」と述べて、要望に特段の配慮を求めた。

 要望内容は、▽一般国道6号牛久土浦バイパスの早期整備を図ること▽牛久市・つくば市・つくばみらい市の3市にまたがる広域的な道路の県道路整備計画への位置付け▽通学路の安全確保対策や道路橋の長寿命化対策のための予算の安定的・持続的な確保──の3点。

 このうち国道6号牛久土浦バイパスについては、「牛久市遠山町バイパス起点から都市計画道路城中田宮線までの区間(延長1.3km)」の早期完成と「県道谷田部牛久線から国道408号までの区間(延長1.9km)」の早期着工、および「牛久市城中町から県道谷田部牛久線までの区間(延長5.5km)」の早期事業化を要望した。

 3市にまたがる広域的な道路は今回、「つくばみらい市みらい平地区から、県道高岡藤代線、つくば市南部を経由し、牛久沼を横断し牛久市刈谷地区に至る道路」を外し、「つくばみらい市みらい平地区からつくば市南部の都計道小山・大井線を経由し牛久市ひたち野地区に至る道路」1路線に絞って、県の整備計画に位置付けて整備するよう求めた。

 さらに「通学路の安全確保対策」や「道路橋の適切な維持管理・更新による長寿命化対策」についても、喫緊に取り組む必要があるとして十分な予算を安定的・持続的に確保するよう要望した。

 これに対し、県土木部はまず国道6号牛久土浦バイパスの「牛久市遠山町バイパス起点から都市計画道路城中田宮線までの区間」(I期事業)について、「用地買収がほぼ終わり、現在は工事が進められている」と報告。引き続き、市の事業と合わせた整備ができるよう国に働きかけていく考えを示した。

 また、「県道谷田部牛久線から国道408号までの区間」(II期事業)については「現在、用地買収が進められており、早期開通に向けて国に働きかけるとともに、地元市と協力して国の用地取得を支援していきたい」、「牛久市城中町から県道谷田部牛久線までの区間」(III期事業)については「本年度新規事業化されたところであり、早期着工に向けて今後は用地取得について地元市の協力をお願いしたい」とそれぞれ話した。

 広域的な道路の県道路整備計画への位置付けは、「まずは役割分担などを含め、長期的な課題として共に取り組んでいきたい」と述べ、通学路の安全対策は「市町村や学校関係者、警察と協力して取り組んでいるところ」、橋梁は「長寿命化計画に基づき計画的に取り組んでいるところ」とそれぞれ説明して、「今後も交付金を活用し、予算の確保に努めていきたい」と返答した。

 最後に伊藤部長は、「国道6号牛久土浦バイパスが全区間事業化されたので、これを早く先が見えるようにしていくことが大事」と述べ、「今後もみなさんとやっていきたいと思っている」と改めて地元市の協力を求めた。

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