第二霊園の実施計画 新年度当初予算 一般会計が前年度比0.6%増(さしま環境組合)

[2019/2/6 茨城版]
 さしま環境管理事務組合(管理者・橋本正裕境町長)はこのほど、2019年度当初予算の概要を明らかにした。一般会計は27億0571万円で、前年度当初と比べて1818万円、率にして0.6%上回った。新年度の主な事業は、清水丘聖地霊園の第二霊園建設事業で実施計画を策定するほか、茨城国体の会場となる野球場の整備工事費、地元対策の施設周辺搬入道路整備工事費、猿島コミュニティセンター空調設置工事費、第3期処分場の補修工事費などを計上した。

 清水丘聖地霊園の第二霊園建設事業は、建設へ向けて実施計画を策定する。17年度にはカトウ建築事務所(東京都中央区)で基本設計を策定し、18年度にはアンケート調査などを実施して利用者の要望把握に努めた。用地の取得は済んでおり、実施設計がまとまり次第、整備工事へ着手する予定だ。墓地は数区画に分けて分譲する見込み。

 清水丘聖地霊園は1995年に整備された公園墓地で、面積は6337平方m。近年、墓地の需要は高まっており、現在は空き待ちの状況だ。計画では隣接する南側の敷地約9800平方mを拡張して第二霊園を整備する予定で、既存の墓地約740区画に加えて、約900区画を増設する見込み。従来形式の墓地だけでなく、納骨堂などの整備も検討しており、今後の人口の推移や需要傾向などを踏まえて考えていく。

 野球場は茨城国体のデモンストレーションスポーツで、少年軟式野球の会場に指定されている。施設は建設後30年以上が経過して老朽化しているため、国体に合わせてこれまで、フェンスやダッグアウトベンチ、バックネット、観客席などの改修、トイレの更新工事、記録員室増設工事などを行ってきた。新年度は電光掲示板のスコアボードを設置する予定で、9月の茨城国体に間に合うよう早期の工事発注を見込んでいる。

 猿島コミュニティセンターでは、研修室や休養施設の空調機器の更新工事を予定しており、チラーの交換や空調の増設などを行いパワーアップを図る考えだ。空調設備は老朽化しており、昨年の猛暑に耐えられなかった経緯があるため、設備を更新する。

 このほか、地元対策として境町と坂東市の施設周辺の搬入道路整備工事や、第3期最終処分場の汚泥脱水機更新工事などを実施する。

 同組合は境町と坂東市、古河市、五霞町の2市2町で構成された一部事務組合で、ごみ(一般廃棄物)処理、最終処分場、し尿処理、墓地・さしま斎場の設置と管理、霊柩車運送業務、コミュニティセンター・運動場の設置と管理、組合施設周辺の環境整備、還元施設に関する事務などの業務を行っている。

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