北条保育所建設に継続費 一般会計が過去最大 香取台地区小学校 基本・実施設計費を計上(つくば市予算案)

[2019/2/7 茨城版]
 つくば市の五十嵐立青市長は6日、臨時記者会見を開いて2019年度当初予算案の概要を説明した。それによると、一般会計は対前年度当初比2.8%増の880億4000万円で、2年ぶりにプラスに転じ過去最大の規模となった。予算編成にあたっては、子育てや教育など未来への投資に重点を置き、北条保育所建設事業に3億4616万円(19年度1億4273万円、20年度2億0343万円)の継続費を設定したほか、放課後児童クラブ施設の建設事業費や香取台地区小学校建設事業の基本・実施設計費を計上している。また、道路整備事業費には17億8700万円を投じ、アウトドアフィールド整備事業でも基本設計費などを盛り込んだ。

 一般会計歳出の性質別内訳をみると、普通建設事業費は145億6181万円で、リサイクルセンター建設事業の終了などにより前年度当初と比べて10億8736万円、率にして6.9%のマイナスとなった。一般会計に特別会計6会計と水道事業会計を加えた予算総額は1418億6128万円で、前年度当初を1.9%上回った。

 北条保育所建設事業は、園舎の裏が山に面していて土砂災害特別警戒区域に指定されたため、北条保育園の跡地へ移転して建て替える。敷地面積は3247平方mで、18年度には村田建築都市研究所一級建築士事務所(つくば市)で実施設計を策定した。

 19年度は本体工事に着手するとともに、幼稚園の東側にある閉校した北条小学校のプールを解体して、跡地は駐車場として利用する考えだ。新保育所の規模は木造平屋、面積666平方mとなり、定員はこれまでの60人から最大80人へ増やす考えだ。19-20年度で建設工事を実施し、20年10月の開所を予定している。

 放課後児童クラブ施設建設事業は、待機児童や面積超過を解消するために児童館4カ所へ児童クラブ室を設置する。対象となるのは谷田部・竹園西・吉沼・栄児童館で、いずれも児童館の敷地内へ別途児童クラブ専用施設を建設する。18年度は設計を策定しており、建物の規模はいずれも木造2階建て、延べ約180平方mとなる。

 香取台地区小学校(仮称)建設事業は、19-20年度で基本・実施設計を策定する予定で、1億6922万円(19年度5076万円、20年度1億1846万円)の継続費を設定している。21-22年度で建設工事を実施し、23年4月の開校を目指していく。この事業は高山学園(高山中、真瀬小、島名小、島名幼稚園)のなかでも、特に児童が増えている島名小学校の分離新設校を建設するもので、学校の規模は20-24クラス程度を見込んでいる。建設場所は県施行の島名・福田坪一体型特定土地区画整理事業地区内で、つくばエクスプレス万博記念公園駅近くの香取台地区にある1万9509平方mとなる。

 道路新設改良事業は、28路線の測量・設計と30路線の改良工事、44路線の用地購入を行う。また緊急地方道整備事業は、台町萱丸線の土地購入、酒丸上沢線の測量・工事、市道1-71号線の測量・工事を予定している。

 アウトドアフィールド整備事業では、ふれあいの里にアウトドアの拠点を整備する。キャンプ場なども設置する予定で、19年度には基本設計を策定して、それをもとに20年度以降に実施設計、整備工事を行う予定だ。

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