神立駅歩道に1.6億円 土浦港広域交流拠点 民間事業者誘導へ委託料(土浦市予算案)

[2019/3/6 茨城版]
 土浦市(中川清市長)はこのほど、2019年度当初予算案を明らかにした。一般会計の総額は530億2000万円で、対前年度比3.8%増加した。このうち一般会計の投資的経費は、ごみ焼却施設整備事業や神立駅西口地区土地区画整理事業が減となるものの、学校給食センター再整備事業や市民会館耐震化・大規模改造事業の増で27.6%増の77億4719万円となった。特別会計は、土浦駅前北地区市街地再開発事業特別会計が事業完了を受けて皆減し、8会計の合計で同2.6%減の388億4000万円となった。主な事業は、神立駅東口の歩行者専用道路工事費や土浦港周辺への民間事業者誘致に向けた委託料、小学校2校の非構造部材耐震化工事などを盛り込んだ。

 主な事業は、神立駅西口地区土地区画整理事業で東口歩行者専用道路整備費に1億6500万円を予算化した。新年度から工事に着手し、21年度までに歩行者専用道路と駅前広場工事の整備完了を目指す。

 この事業は、神立駅東口に面する道路に歩道がないことから、歩道専用道路を整備する。規模は延長490m(6660平方m)を予定し、あわせて東口広場の整備も実施していく。

 当初、事業は土浦・かすみがうら土地区画整理一部事務組合が担当していたが、事業手法の変更で土浦市が事業主体となった。新年度は延長210m分の歩道と自転車道、街路灯などの整備を行い、残る180m分は20年度以降になる見込みだ。

 土浦港周辺広域交流拠点民間事業者誘導事業は、委託料に1000万円を計上。新年度中にサウンディング調査をはじめとした対話を行い、市有地に誘致する民間事業者の方向性を決定したい考えだ。

 この事業は、ラクスマリーナなどが位置する川口2丁目地区約5.5haを対象に集客施設や公園など整備するもの。整備は市と民間事業者、ラクスマリーナの3者で実施する計画で、本年度中に市担当分の交流拠点施設の整備が完了するため、新年度から民間事業者の誘致に着手する。

 民間事業者が整備する敷地は約1万4600平方mとし、オープンカフェや温浴施設などを想定。新年度には民間事業者に聞き取りを行い、どんな業種であれば運営が可能なのか、集客を見込める施設は何かなどを調査していく。市としては、5年以内に整備を完了できるよう取り組んでいく考えだ。

 小中学校・中学校施設非構造部材耐震化事業では、工事費に1億4400万円を盛り込んだ。校舎棟のガラス飛散防止や設備類の固定化を行うもので、新年度は下高津小と荒川沖小の2校を対象に工事を行う。実施設計は、下高津小を石川建築設計事務所(土浦市)、荒川沖小を枝川建築設計事務所(土浦市)が担当した。

 また、廃校の利活用として旧宍塚小を公文書書庫と教育相談室として整備する。1階全部と2階一部が書庫、2階一部が相談室となり、改修工事費は公文書分に2479万円、教育相談室分に2200万円を計上した。工事は各施設に適した改修に加え、給排水の整備も実施していく。いずれの工事も5月頃の発注を予定している。

 川口運動公園野球場整備事業では防球ネット整備工事費に1億2300万年を予算化し、場外へのファウルボール飛び出し減少を目的に防球ネットを整備する。発注時期はオフシーズンである12月以降になる見込みだ。

 学校給食センター再整備事業では、本年度に引き続き給食センター建設を進めていく。新年度は新たに敷地外(新治トレーニングセンター)外構工事を行うため、4700万円を計上している。

 神立駅西口自転車駐車場整備事業では、駐輪場整備工事費に6595万円を予算化した。収容台数は自転車570台、原付バイク20台分の規模を計画し、新年度内にも工事を完了して供用を開始する。

 都市計画道路関連では、荒川沖木田余線をはじめ4路線で整備を進めていく。荒川沖木田余線は道路改良工事(延長480m)に2億0207万円、常名虫掛線は道路舗装工事(交差点改良舗装2カ所)に1億2870万円、神立停車場線は道路改良舗装工事(延長283m)に6790万円、田村沖宿線は道路改良工事(延長100m)に4120万円などを盛り込んだ。

 下水道事業特別会計は、東筑波新治工業団地ポンプ場整備事業で3カ年総額6億0500万円の継続費(19年度1億5686万円、20年度2億8138万円、21年度1億6676万円)を設定した。

 水道事業会計の配水管施設整備事業・老朽管更新事業は、事業費に8億5100万円を予算化した。配水管施設整備は実施設計(延長600m)や配水管布設工事(延長2920m)、老朽管更新は実施設計(延長2400m)や更新工事(延長6620m)などを予定している。

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