街路工事費に1.1億円 年度内に補償完了 工事発注は3件予定(土浦・かすみがうら区画整理組合の予算)

[2019/4/11 茨城版]
 土浦・かすみがうら土地区画整理一部事務組合(管理者・中川清土浦市長)はこのほど、2019年度当初予算を明らかにした。一般会計の総額は5億2310万円で、対前年度比56.7%減となった。今回大幅減となったのは、神立駅の橋上化事業が昨年度で完了したことや、関連事業である神立駅東口歩行者専用道路整備事業の事業主体が土浦市に変更になったことが主な要因。新年度の主な事業には、公共施設整備工事費や移転補償費などを盛り込んだ。

 組合が推進する神立駅西口土地区画整理事業は、神立駅西口周辺約2.2haを対象に土地区画を整理することで、都市機能の再生を目指すもの。具体的には駅前広場の拡充や、都市計画道路神立駅前西通り線の整備などを実施する。総事業費は約55億5000万円で、事業期間は21年度まで。土地区画整理事業に伴う施行計画業務はURリンケージ(東京都中央区)が担当する。

 本年度は18年度に引き続き、建物の移転・補償と造成工事を実施していく。事業費には、公共施設整備工事費1億1800万円や建物等移転補償費2億2500万円などを予算化した。土地区画整理の進捗状況は現在、約9割の物件で契約が完了しており、本年度中にもすべての補償が完了する見込みとなっている。

 今後は移転の進捗状況に合わせて、造成工事や移転完了後の基礎撤去に加え、神立駅前西通り線の一部工事を一般競争入札で発注する見通し。今回予算化した工事費は、第4工区分が3080万円、第5工区分が8720万円となる。

 発注時期については、今年2月末に不調となった第3工区を4月下旬から5月中旬頃までに発注した後の発注となる。具体的には、第4工区は神立駅西口自転車駐輪場の解体工事完了後、第5工区は本年度の補償完了後を予定している。

 公共施設整備工事は第7工区程度までの発注を予定しており、今後の進捗にあわせて随時着手する計画だ。全体のスケジュールは、20年度に神立駅前西通り線、21年度に西口駅前広場の整備を行う予定となる。

 関連事業である神立駅東口歩行者専用道路整備事業は、事業手法の変更で事業主体が土浦市に変更となった。この事業は、神立駅東口に面する道路に歩道がないことから、新たに歩道専用道路を整備するもの。規模は、延長490m(6660平方m)を予定するほか、あわせて東口広場も整備する。

 土浦市としては組合の事業を受け継ぎ、本年度には延長210m分の歩道と自転車道、街路灯などの整備を行う。残る180m分の整備については20年度以降になる見込みだ。

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