アール・アイ・エーが知事賞 15者15作品に栄誉 茨城建築文化賞 来月17日に表彰式開催(県建築士事務所協会)

[2019/4/23 茨城版]
 県建築士事務所協会(舟幡健会長)は22日、「第32回茨城建築文化賞」(県建築士事務所協会主催、県建築センター・県建築士会・県設備設計事務所協会・県建設業協会協賛)の受賞者15者の15作品を公表した。このうち、知事賞は「土浦市営斎場」を設計したアール・アイ・エーが受賞した。表彰式は5月17日に、水戸市のホテルテラスザガーデン水戸で開催される県建築士事務所協会の通常総会のなかで執り行われる予定だ。

 32回目を数える今回は、募集対象を16年4月1日から18年3月31日までの間に竣工した建築物とし、34点の応募があった。これを学識経験者や県土木部幹部職員、関係団体代表者らで構成する茨城建築文化賞審査委員会が厳正に審査。1次審査で15作品を選出し、20日には2次審査で現地を視察して、知事賞や議会議長賞などを決定した。

 知事賞を受賞した土浦市営斎場は人体炉6基と汚物炉1基、式場2室を備えた平屋の式場。敷地は屠畜場や高架道路、宿泊施設などが隣接しているため、周囲に樹木を配置するとともに、アプローチ前面に緑の丘を計画することで、周囲からの騒音や相互の視線を遮り、葬送にふさわしい静かで穏やかな空間を創出した。また、霞ヶ浦や郊外の田園、市街地、筑波山などを土浦の原風景と捉え、このような場所との融合と調和を目指した作品となっている。

 このほか、議会議長賞を河野正博建築設計事務所の「笠間市地域交流センターいわま(あたご)」、土木部長賞をINA新建築研究所の「アルカス土浦」、茨城新聞社賞を三上建築事務所の「笠松運動公園陸上競技場」がそれぞれ受賞した。

 部門賞では、住宅部門の最優秀賞にカナザワ建築設計事務所の「中庭のある家」が選ばれている。

 以下、受賞者と受賞作品は次の通り。
【知事賞】
▽アール・アイ・エー「土浦市営斎場」
【議会議長賞】
▽河野正博建築設計事務所「笠間市地域交流センターいわま(あたご)」
【土木部長賞】
▽INA新建築研究所「アルカス土浦」
【茨城新聞社賞】
▽三上建築事務所「笠松運動公園陸上競技場」
【住宅部門最優秀賞】
▽カナザワ建築設計事務所「中庭のある家」
【住宅部門優秀賞】
▽アプルデザインワークショップ「YS邸」
▽篠崎弘之建築設計事務所「つくばみらいの家」
▽宮本建築アトリエ「4つの庭」
【入選】
▽飯田貴之建築設計事務所Live Haus建築設計所「吊り梁のシルエットルーフ」
▽ヤマト建築設計事務所「常陸大宮市立第二中学校」
▽増山栄建築設計事務所「特別養護老人ホームまごころの杜」
▽日建設計・東鉄工業「日本リーテック総合研修センター」
▽横須賀満夫建築設計事務所「つくば市立秀峰筑波義務教育学校」
【リフォーム賞】
▽建築設計室匠工房「笠間市歴史交流会館井筒屋」
▽長塚建築設計事務所「N邸改修工事」

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