企画提案プロポを開始 フラワーパークリニューアル デザインや設計で(県観光物産課)

[2019/4/24 茨城版]
 県観光物産課は22日、県「フラワーパークリニューアル関連基本設計等業務委託」に係る企画提案プロポーザルを公告した。県はこのほど策定した魅力向上計画を踏まえ、観光客増加と地域経済活性化を図るためフラワーパークをリニューアルする計画で、その総合デザインや基本設計などの企画提案を求める。説明書は5月17日まで同課で直接交付し、企画提案書は5月17日午後5時までに同課へ持参または郵送で提出する。委託期間は11月15日までとし、提案額は3463万9000円(税抜き)を上限としている。

 県フラワーパークは1985年6月に開園した県有施設で、バラ(800品種・3万株)を中心にダリアやボタンなど多彩な植栽を行い、冬季イルミネーションを実施するなどの取り組みを行ってきた。しかしながら、国営ひたち海浜公園やあしかがフラワーパークがネモフィラやコキア、大藤など圧倒的な特徴と魅力を備えて年間100万人以上を集客している一方、フラワーパークの入園者数は17万人程度にとどまっている。

 このような状況を打開するため、フラワーパークの再生に向けた検討を行い、2018年度に民間企業の経営感覚と自由な発想を活かした「県フラワーパーク魅力向上計画」を策定した。今回の業務では、この計画で提案された『「見る」から「感じる」フラワーパーク~「ばら」から始まる茨城再発見』のコンセプトを具体化し、パークを茨城の魅力を再発見・再発信することのできる観光拠点に一新するための、リニューアル工事に必要な園内の総合デザイン(ブランディング)、空間デザイン、ロゴやサインデザインおよび改修や新設する施設の基本設計業務を委託する。

 委託内容は「敷地内デザイン等作成業務」および「設計業務」とし、敷地内デザイン等作成業務では空間デザインや総合プロデュース、意匠デザインを作成する。設計業務はレストラン新築工事、マーケットプレイス(外)新築工事、エントランスゲート新築工事、ワークショップ施設等改修工事、インフォメーションセンター改修工事、マーケットプレイス内部改修工事、東屋改修工事、ローズガーデン、丘テラス、エントランスエリアのバラのトンネルなどにかかる基本設計、およびワークショップ施設(トイレ含む)改修工事に係る実施設計を策定する。

 プロポーザルでは、庁内に設置した評価委員会で提出された企画提案書の内容や、5月21日から24日までの間に開催するプレゼンテーションをもとに、▽業務に対する理解度▽業務方針の妥当性▽業務の遂行体制▽事業者の信頼性▽見積額の妥当性──などを評価して総合的に判断する。

 県によると、フラワーパークリニューアル関連事業は19年度に基本設計および実施設計と施設整備の一部を予定しており、18年度最終補正予算と19年度当初予算で事業費1億9855万円を確保している。施設整備は展示温室を体験型施設(ワークショップ施設)に改修するもので、このほかロゴデザイン等制作業務を委託し、イメージ一新のためロゴや看板を変更する。

 20年度にはワークショップ施設以外の施設の実施設計とレストラン新設施設整備やローズガーデン改修などを実施して、リニューアルオープンへとつなげていく計画。全体事業費には約18億円を想定し、財源には地方創生拠点整備交付金を活用する予定となっている。

 なお、説明書の公布を希望する場合は担当部局に事前に連絡すること。担当部局は県営業戦略部観光物産課観光戦略グループ(〒310-8555、水戸市笠原町978番6、電話029-301-3617、Eメールkanbutsu1@pref.ibaraki.lg.jp)まで。

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