再資源化設備を改良 本年度予算が38%増 11月にも工事発注(龍ケ崎塵芥処理組合)

[2019/5/9 茨城版]
 龍ケ崎地方塵芥処理組合(管理者・中山一生龍ケ崎市長)の2019年度一般会計予算は16億7274万円で、前年度当初と比べて4億5949万円(37.8%)増加した。主な事業費は、くりーんプラザ・龍リサイクル施設の基幹的設備改良工事費に17億6000万円(19年度198万円、20年度17億5802万円)、改良工事に伴う施工監理業務委託料に1650万円(19年度495万円、20年度1155万円)の継続費を設定したほか、ごみ処理施設の焼却施設整備工事費や工場棟のエアコン更新工事費などを計上。リサイクル施設の改良工事は11月ごろの発注を見込んでいる。

 同組合は、龍ケ崎市、利根町、河内町の1市2町で構成された一部事務組合で、龍ケ崎市板橋町に立地する「くりーんプラザ・龍」の運営・管理を行っている。この中にはごみ焼却処理施設のほか、リサイクル施設、プラザ棟(事務所、修理工房、陶芸工房、展示ホールなど)、最終処分場などがあり、構成市町のごみを適正に処理している。

 「くりーんプラザ・龍」は1999年7月に竣工し、耐用年数が迫っていたことから、施設を長寿命化して有効活用を図るため14-16年度でごみ焼却施設の基幹的設備改良工事を実施した。これによりCO2を削減するとともに、19年度を目標に延命化を図った。ごみ焼却施設は24時間稼動で、焼却能力は1日あたり180t(90t×2炉)。19年度は前回補助の対象とならなかったベルトコンベアなどの更新工事や水処理施設の更新など、全面的な改修工事を実施する予定だ。工事費には3億5200万円を投じる。

 リサイクル施設では基幹的設備改良工事を発注する予定で、18年度には日本環境衛生センター(神奈川県川崎市)で長寿命化計画および発注支援業務に着手した。履行期間は10月31日までで、まとまり次第、工事の公告を行う。発注は設計・施工一括発注方式となるもようだが、詳細は今後検討していく考えだ。リサイクル施設の処理能力は1日あたり60t(5時間稼動)。事業は19-20年度の2カ年で計画しており、19年度は設計の策定に着手する。

 また、ごみ処理施設の工場棟のエアコンを全面的に更新するほか、プラザ棟や工場棟のトイレ改修工事、火災受信機の更新工事などを行う予定だ。

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