東関道の改良工など 事業概要 牛久土浦バイパスは橋梁上部工(常総国道事務所)

[2019/5/10 茨城版]
 国土交通省常総国道事務所(近藤進所長)は、19年度の事業概要をまとめた。改築事業費の総額は120億2600万円で、前年度当初(118億8100万円)から1.2%の微増となった。主な事業は、東関道水戸線の潮来IC~鉾田IC間の整備を推進するほか、国道6号牛久土浦バイパスでは橋梁上部工事などを計画している。

 同事務所では、東関道水戸線の潮来ICから鉾田IC間(延長30.9km)と、圏央道の板東ICから大栄JCT間(延長63.3km)、国道6号牛久土浦バイパス(延長15.3km)の整備を担当している。各事業費は、東関道水戸線に83億9700万円(前年度当初比1.4%増)、圏央道に2000万円(同94.4%減)、牛久土浦バイパスに36億0900万円(同11.1%増)を確保した。

 東関道水戸線では、調査設計や用地買収のほか、函渠・改良・跨道橋・橋梁下部工などの工事を推進する。東関東道水戸線は、潮来ICから茨城町JCTまでの延長49.1kmで計画し、これまで北側の茨城空港北ICから茨城町JCTまでの延長8.8kmが茨城空港の完成に併せて供用を開始したあと、昨年2月3日にはNEXCO東日本が整備していた鉾田ICから茨城空港北IC間の延長8.8kmも開通した。

 17年3月には、潮来IC(潮来市延方)から鉾田IC(鉾田市飯名)までの30.9kmが有料事業化され、国とNEXCOが合併施工方式で事業を進めている。現在は、橋梁部の下部工事や土工部の掘削工事などの工事を進めているが、残る用地の取得が難しくなっていることから、2月には4区間の起業地計画区間(延長24.6km)、3月には常陸河川国道事務所が工事を担当している潮来バイパス並行区間の起業地計画区間(延長1.2km)で、土地収用法に基づく事業認定の申請を行っている。本年度は、潮来市内の改良工事や地盤改良工事のほか、築地地区や中根地区、山田川橋、串挽地区、両宿地区の橋梁下部工事、四鹿地区の跨道橋上部工事などの発注を予定し、上部工事は第3四半期に一般競争入札で発注する。

 国道6号牛久土浦バイパスは、牛久市遠山町から土浦市中までの全体延長15.3kmで計画。当初事業とII期事業で橋梁工事や改良工事などを進めるとともに、18年度に事業化したIII期事業で調査設計を進めていく。

 この事業では、11年11月までに当初事業の国道408号(つくば市西大井)から学園東大通り(土浦市中村西根)までの延長3.9kmが暫定2車線で開通。現在は、08年度に事業化した牛久市の遠山町から城中町までの延長1.3kmと、14年度に事業化した延長4.6kmのII期事業、18年度に事業化した牛久市城中町からつくば市高崎に至る延長5.5kmのIII期事業を進めている。

 このうち、牛久市遠山町の起点部では現在、根古屋川を跨ぐ根古屋川橋(橋長580m、11径間)の下部工を実施し、19年度中にも完了する見通しだ。上部工は起点部から5径間、3径間、3径間で発注し、現在は最南端部の5径間の工事が進められ(施工は川田建設)、本年11月ごろにも架設工事に着手する見通しだ。また、新たに3径間分の上部工事も予定し、第2四半期の発注を予定している。

 このほか圏央道では、坂東ICからつくば中央IC間と稲敷ICから大栄JCT間で環境整備工事を推進する。圏央道は17年2月に本県区間が暫定2車線で全線開通し、全体区間約300kmのうちこれまでに約9割が供用を開始した。本年度は、坂東ICからつくば中央IC間、稲敷ICから神崎IC間で調査設計などを進めるほか、国交省予算とは別に確保した財政投融資を活用し、現行2車線の久喜白岡JCTから大栄JCT間の4車線化事業を進める。

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