市道整備に2.4億円 6月補正案 政策的事業費を肉付け(取手市)

[2019/6/1 茨城版]
 取手市は3日開会の定例市議会に、本年度の補正予算案を提案する。骨格編成としていた一般会計の補正予算(補正第3号)では、肉付け分の政策的事業費に総額3億7500万円を計上するなど、全体では6億9288万円を追加して総額を389億8541万円とする。主なものは、市道の維持や改良事業費に総額2億3931万円を増額するほか、都市排水整備事業費に1億0827万円、認定こども園の整備補助に7606万円を予算化する。

 骨格編成に伴う政策的事業の肉付け分はこのほか、市制施行50周年記念事業に1350万円、学校設備整備事業に886万円、その他事業に534万円なども予算化している。

 市道の維持や改良事業費では、8640万円の道路改良工事費を予算化した市之代(市道1032号線他)地区を中心に、維持事業で1地区、道路改良事業で9地区、通学路整備で1地区の事業費を計上した。市之代地区は延長240mで既存道路の拡幅などを行うもので、17年度から測量などに着手し、本年度で完了する予定だ。

 また、中学校特別教室空調設備設置工事実施設計業務委託料として886万円を確保。大規模改造工事を実施している藤代南中学校を除いた中学校5校の特別教室に空調設備を設置するため、本年度中に設計をまとめる。工事は20年度を予定している。

 認定こども園の施設整備補助では、つつみ幼稚園(学校法人伸びる会学園、双葉3-7-1)の幼保連携型認定こども園への移行に伴う施設整備(給食施設、低年齢児用トイレ、ほふく室、沐浴室など)を補助する。開所は来年4月を予定する。

 また、旧戸頭東保育所から12年度に民営化した戸頭東保育園については、用地取得・売却事業として8300万円を計上した。現在は学校法人有松学院が運営しているが、土地(敷地面積2202.24平方m、戸頭3-17-1)は市が都市再生機構(UR)から有償で借り受け、無償で有松学院に転貸している。今回、有松学院による長期的な保育事業運営を支援するため、市がURから土地を取得し、その後、取得価格と同額で有松学院へ売却する。

 このほか、取手駅北土地区画整理事業の進捗で「アートギャラリーきらり」が18年度末で閉鎖したことに伴い、アトレが行う新たなアートギャラリーの整備負担金として9502万円を確保する。新施設はボックスヒル取手4階に計画され、市と東京藝術大学、JR東日本東京支社、アトレの四者連携協定に基づきアトレが整備を行う。新施設は計637平方m(展示スペース409平方m、バックヤード228平方m)で計画し、旧きらり(540平方m)からバックヤードを中心に拡大される。

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