義務教育学校の工事費や設計費 労務費上昇で増額(小美玉市補正案)

[2019/6/12 茨城版]
 小美玉市は6日開会の市議会第2回定例会に、4億7315万円を追加して本年度の総額を236億3815万円とする一般会計補正予算案を提出している。プレミアム付商品券事業費1億0850万円の予算化をはじめ、小美玉市医療センター建物解体費用の財源として公共施設整備基金費に2億5452万円を計上。小学校建設事業費では玉里学園義務教育学校や小川北学区義務教育学校などの工事費や設計委託料の不足分を増額補正し、玉里義務教育学校についてはこれに伴う継続費の補正も行っている。

 小学校建設事業は、玉里学園義務教育学校の校舎建築工事費や小川北中学校区義務教育学校の校舎建設実施設計委託料、羽鳥小学校および納場小学校のトイレ改修工事費などについて、当初予算で措置していたが労務費の上昇などでいずれも不足すると見込まれることから、今回あわせて7881万円を増額した。

 玉里学園義務教育学校は玉里小、玉里北小、玉里東小を統合し玉里中との小中一貫校とするもので、本年度から玉里中の敷地内に小中一体型の新校舎を建設する。規模は校舎棟がRC造3階建て約7000平方m、低学年児童用の小体育館が約500平方mの規模で、設計は青山建築設計事務所(つくば市)が担当した。

 今回の補正では工事費3332万円を追加し、あわせて2カ年継続費も補正。当初の2カ年総額23億1063万円から、24億2172万円(19年度7億2651万円、20年度16億9520万円)へと変更している。

 小川北中学校区の義務教育学校は、野田小と上吉影小、下吉影小を小川北中と統合し、新校舎を小川北中既存校舎の北側に増築する計画で、基本設計は楠山設計(東京都)が策定した。増築棟は500人規模で延べ4500平方m程度となる模様で、本年度は実施設計を策定して、23年度の開校を目指す。

 羽鳥小学校と納場小学校は、学校環境の改善を図るためトイレ改修工事を実施する。工事はこのほど一般競争入札を公告しており、いずれも27日に開札して10月31日までの工期で施工する。

 生涯学習センター施設維持管理費では、文化ホール女子トイレの一部の洋式化改修工事費をはじめ、空調設備や外壁など施設の修繕工事費のあわせて556万円を増額している。公共施設整備基金費は、今後予定される小美玉市医療センター建物解体費用の財源とすべく、病院事業剰余金を諸収入に計上し、その全額を基金に積み立てる。解体費用は、概算で2億5000万円以上かかると見込んでいる。

 このほかの議案は、合併市町村幹線道路緊急整備支援対象道路となる市道小10916号線の整備で、19年度分の道路改良舗装工事など一式の工事委託契約を県と2億4540万円で締結する案を提出する。

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