事業推進に向け活動 東関道同盟会と鹿嶋・潮来BP同盟会 本年度総会開く

[2019/7/25 茨城版]
 東関東自動車道水戸線潮来~鉾田間建設促進期成同盟会(会長・原浩道潮来市長)と国道51号鹿嶋・潮来バイパス建設促進期成同盟会(会長・原浩道潮来市長)はこのほど、行方市の県鹿行生涯学習センター・県女性プラザ「レイクエコー」で本年度の通常総会を開催した。それぞれともに19年度事業計画など5議案を審議し、任期満了に伴う役員の改選では東関道水戸線期成同盟会の会長に新たに鈴木周也行方市長が就任。国道51号鹿島潮来バイパス期成同盟会は、原浩道潮来市長を再選した。

 東関道水戸線期成同盟会は、潮来市、鉾田市、行方市、鹿嶋市、神栖市の鹿行地域5市の首長と市議会議長で構成し、額賀福志郎衆議院議員が顧問に、地元選出の県議会議員が参与に名を連ねている。

 本年度の総会では、18年度事業報告と決算、19年度事業計画と予算案および役員改選を審議して、いずれも原案通り可決した。事業計画は、潮来~鉾田間の早期開通を達成するため予算の確保を国や県に働きかけるとともに、潮来~鹿島港周辺地域までの道路延伸に向けた調査や事業決定を働きかけていく方針のもと、要望活動や広報活動の積極的な展開などを盛り込んだ。

 役員の改選は、新たな会長に鈴木行方市長が就任するほか、副会長には原潮来市長と岸田一夫鉾田市長、監事には錦織孝一鹿嶋市長と石田進神栖市長がそれぞれ就任する案が提示され、全会一致で可決した。

 一方の国道51号鹿嶋・潮来バイパス期成同盟会は、潮来市、鹿嶋市、神栖市、行方市の4市の首長と議長で構成する。顧問には本県選出の衆参国会議員5人と、地元選出の県議会議員6人が就任している。

 議事は18年度の事業報告や決算、19年度の事業計画、予算、役員改選を審議して、いずれも原案通り可決した。事業計画は、潮来バイパスの都市計画決定区間の早期整備や鹿嶋バイパス4車線化に向けた活動を展開することとし、本年度も要望活動や広報活動などを積極的に展開していくことを盛り込んた。役員改選は、前回に引き続き会長に原潮来市長、副会長に錦織鹿嶋市長、監事に石田神栖市長と鈴木行方市長が就任する案を承認した。

 総会終了後には、それぞれの事業の状況について国から説明がなされた。常総国道事務所は東関道水戸線について、本年2月4日に事業認定を申請し3月26日に事業認定が告示されたことを報告。工事の進捗状況は改良工事10件、函渠工事6件、橋梁工事5件などを実施しているほか、埋蔵文化財調査は試掘対象44カ所のうち43カ所で試掘を着手し、うち40カ所が完了している。

 本年度は予算額90億円を確保して、全線で道路設計や環境調査、埋蔵文化財調査、用地買収を推進する。用地は県と沿線3市による用地取得推進チームの協力もあり、3月末現在で約89%を取得。用地が取得できた箇所では、文化財の試掘調査や本発掘調査を随時実施する。

 調査が終わった箇所では本線の工事をはじめ、工事用道路や切回道路の整備などを進めていく考えで、本年度は前川地区の改良工事や築地地区の地盤改良工事など改良工事5カ所と、麻生ICランプ橋や山田川橋の下部工事など橋梁工事8カ所の工事を予定している。このほか、事業の認知度向上に向けた広報活動も説明があった。

 常陸河川国道事務所は、国道51号潮来バイパスと神宮橋架替の進捗状況を報告した。潮来バイパスは、延長7.3kmが08年度に都市計画が決定され、現在は潮来市小泉から延方西までの1.2kmで事業を実施している。この区間は東関道水戸線の並走部となり、高速道路の側道のような形で、上り線と下り線を配置する。

 18年度は、小泉南地区などの地盤改良工事や用地取得、および関係機関との協議などを実施した。本年度も引き続き、橋梁工事など小泉南地区で改良工事を行う。

 国道51号神宮橋架替は延長1.8kmを4車線化するもので、新神宮橋に新たに車道2車線と歩道を整備して、幅員を25.5mとする。神宮橋は、新神宮橋の4車線化まで補修や点検を実施しながら利用する。

 18年度は鹿嶋市大船津地区の改良工事や新神宮橋下部工事を実施するとともに、環境調査や関係機関との協議を実施した。19年度も引き続き、新神宮橋の下部工事や環境調査、関係機関との協議を継続して行う。

 このほか、鹿嶋バイパス交通安全対策事業の計画概要についても説明。この事業は、バイパスに片側1車線区間と2車線区間が混在して追突事故が多発していることから、大船津北交差点を起点に終点のスタジアム北交差点まで、上下線ともに2車線に拡幅して事故の低減を図る計画となる。

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