10地区に総額56億円 土地改良事業の新規採択地区 団体営は採択なし(県農村計画課)

[2019/8/1 茨城版]
 県農村計画課によると、本年度の県内の農業農村整備事業は県営事業10地区が国補事業に新規採択された。総事業費は、事業費ベースで合計56億6930万円を計画している。県営事業は、経営体育成基盤整備事業の新木崎地区(那珂市)や萱場地区(水戸市)、三坂地区(常総市)で区画整理を、伊奈北部地区(つくばみらい市)や川原代地区(龍ケ崎市)で用排水や農道などを実施し、畑地帯総合整備事業は豊郷台地区(鹿嶋市)や上郷角内地区(つくば市)、東山田地区(古河市、坂東市)で区画整理や農道整備などを実施する(新規採択地区は別表を参照)。なお、本年度の団体営の新規採択地区は無かった。

 新規採択地区は近年、11年度が採択無し、12年度が9地区(約40億円)、13年度が14地区(約52億円)、14年度が17地区(約42億円)、15年度が10地区(約41億円)、16年度が12地区(約42億円)、17年度が11地区(約56億円)、18年度が9地区(約51億円)と推移している。

 県営事業のうち、経営体育成基盤整備事業の新木崎地区は19年度から18年度までの10カ年で196.3haの区画整理を計画し、事業費37億9000万円を投じる。計画期間が長いため2期に分け、今回は1期の事業が採択となった。1期は19年度から24年度までの6カ年で、29.5haの区画整理を実施し、事業費は7億4200万円を見込む。

 萱場地区は、19年度から24年度までの6カ年で区画整理25.8haや排水路工23.4haを予定し、総事業費に6億1100万円を見込む。

 三坂地区は、19年度から26年度までの8カ年で51.3haの区画整理を実施する計画で、総事業費は10億9600万円を想定する。このうち今回は1期として、19年度から24年度までに事業費6億1000万円を投じ、25.8haの区画整理を実施する。

 伊奈北部地区は、全体で農道工3.1kmや排水路工209haなど、総事業費9億7680万円を計画している。このうち19年度からは1期として、総事業費3億8450万円で農道工0.8kmや排水路工84.8haなどを23年度までの5カ年で実施する。

 川原代地区は全体計画に道路工14.5kmや用水路工134.2ha、排水路工123.2haなど、総事業費12億6400万円を想定。このうち今回は1期事業で、19年度から23年度までの期間で道路工7.4kmや用水路工65ha、排水路工58.7haを予定し、総事業費5億9400万円を投じる。

 畑地帯総合整備事業(担い手育成型)の豊郷台地区は、19年度から24年度までの6カ年で総事業費に9億2000万円を見込み、区画整理29ha(整地工29ha、道路工6036m、排水路工8913m)を実施する。

 同じく上郷角内地区は、19年度から24年度までの6カ年で区画整理16.9ha(整地工16.9ha、道路工3.96km、排水工〔U字溝、フリューム〕4.25km)、および農道工1.47kmに4億3600万円を計画。

 東山田地区も同様に19年度から24年度までの6カ年で、区画整理35.2ha(整地工35.2ha、道路工4.89km、排水工〔U字溝、フリューム〕7.29km)や農道工1.14km、用排水施設整備(パイプライン工35.2ha、用水機場1カ所、ファームポンド1カ所)に総事業費8億4120万円を投じる。

 ため池等整備事業の玉里排水機場地区は、事業費2億8060万円で老朽化した設備を更新する。排水ポンプφ1000が2台、鋼製自動除塵機2基、電気設備5面、上屋の屋根防水などの内容で、事業期間は19年度から24年度までの6カ年とする。

 青木堰地区も、現況のコンクリート固定堰が1951年の完成で老朽化し、早急に改修を行う必要があることから、19年度から21年度までの3カ年で取水堰設備を改修する。取水堰は堰上げ高1.55m、堰長19.95m(固定堰14.95m、土砂吐3門)の規模で、総事業費は2億5000万円を予定する。

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