スマートICで調査費 みなみ学園 予算組み替え継続費補正(笠間市補正)

[2019/9/27 茨城版]
 笠間市の第3回市議会定例会は20日、補正予算案などを原案可決して閉会した。一般会計は4億7716万円を追加して、本年度の総額を316億5312万円としている。主な内容は、北関東道笠間PAへのスマートIC設置に向けた検討委託料を計上したほか、道の駅整備事業やみなみ学園義務教育学校整備事業の予算を組み換えた。みなみ学園はこの組み換えに伴い継続費も補正し、増築分の一部を減額してその分を改修分として追加した。

 主な補正のうち、土木費には道水路維持補修整備工事費9114万円や幹線道路整備の測量設計等委託料1465万円を追加するとともに、道路新設改良費へ事業効果分析業務委託料3000万円を予算化した。市は北関東自動車道笠間PAにスマートICの設置を求めていく考えで、まずは事業計画の策定に向けた調査検討を行う。

 高齢者福祉費には、モリ・ケア・サービスが運営するグループホーム「いわまの郷」のスプリンクラー設置を支援するため、補助金1248万円を計上した。児童福祉総務費には、みなみ学園義務教育学校の敷地内に放課後児童クラブ室を設置するため、設計業務委託料411万円を予算化した。

 そのみなみ学園の整備では当初、事業費を全額小学校費に計上していたが、国補助の関係により小学校建設費の監理業務委託料239万円と施設整備工事費1億2169万円を中学校建設費に振り替えた。

 これに伴い、継続費も改修分として19年度1億2408万円、20年度2億0031万円の2カ年総額3億2440万円を追加。従来の増築分は、総額からこの3億2440万円を減額して、7億5693万円(19年度2億8954万円、20年度4億6739万円)に変更している。

 みなみ学園義務教育学校は、現状は施設分離型の小中一貫校だが、旧南中の敷地内(4万1000平方m)に低学年用の校舎を増築して一体化を図る。あわせて、中学校の校舎棟と体育館も建築後約30年が経過しているため、老朽改修を行う。設計は横須賀満夫建築設計事務所(水戸市)が策定し、工事はコスモ・芳野JVが担当する。

 道の駅整備事業費も、手続き上の関係で道の駅分の用地費5760万円を減額し、公拡法分や市道分、および補償費などに振り替えた。道の駅整備事業は10月にも事業認定を受ける見通しで、認定後に用地買収の契約手続きを進めて、年度内に造成工事(土砂搬入)を着工する見通しだ。

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