市道復旧に近く着手 台風19号被害 崩壊などで6路線通行止め(水戸市)

[2019/10/25 茨城版]
 水戸市がまとめた台風19号被害の対応状況によると、23日午後4時現在、市道飯富172号線(飯富町)と渡里209号線(田野町)が道路崩壊で、飯富256号線(岩根町)が道路陥没で、飯富257号線(岩根町)が法面崩壊で、飯富148・150号線(飯富町)が舗装・ガードレール破損で、国田146号線(上国井町)が舗装・路肩破損で、それぞれ通行止めとなっている。現在は応急復旧や修繕工事の実施に向け、埋設管などについて関係機関と協議するなど準備を進めている段階。まもなく工事に着手する見通しで、工事は水戸市建設業協同組合などを通じて依頼する考えだ。

 市内では那珂川をはじめ藤井川、西田川、田野川、涸沼川、石川川、新川、早戸川(ひたちなか市)が越水・決壊し、飯富町、藤井町、田野町、岩根町、下国井町、上国井町、田谷町、渡里町、水府町、若宮町、渋井町、ちとせ1丁目、ちとせ2丁目、愛宕町、吉沼町、東大野、圷大野、下大野町、中大野、小泉町、川又町、平戸町、島田町、秋成町、大場町、下入野町、森戸町、元石川町の一部に浸水被害が発生した。

 これにより、建物(住家)被害は22日現在で全壊42件、半壊342件(うち大規模半壊118件)、一部損壊204件が判明。り災証明書申請件数は、住家・非住家・動産あわせて493件となった。

 市は15日から、旧飯富幼稚園(飯富町)に現地対策本部を設置し、被災者からのボランティアの派遣相談や必要な物資の要望などに対応してきた。25日からは、飯富市民センターに移転する。

 この移転にあわせて、「生活再建支援に関する総合窓口」(仮称)を25日から本庁舎1階と飯富市民センターに設置し、り災証明の交付や仮住まいに関する案内、相談、受付などを行う。また、県建築士会や県建築士事務所協会の協力を得て総合窓口に「建築士による住まいの再建に関する無料相談会」を併設し、被災した住宅などの復旧に関し建築士が無料で相談に応じる。

 住宅の応急修理制度は、受付開始日や受付場所などについて調整中。自宅が「半壊」または「大規模半壊」で、応急修理することによって帰宅が可能となり、応急仮設住宅を利用しないという条件を全て満たす人が対象で、自ら工事を発注した場合は対象とならない。

 公営住宅への一時入居は、市営住宅を市住宅政策課および県住宅管理センターで、県営住宅を県住宅管理センターで、国官舎を市住宅政策課で受け付けており、応急仮設住宅(民間アパート)の提供も受付開始日や受付場所などについて調整を進めている。応急仮設住宅の対象となるのは、住家が「全壊」し居住する住家がない人で、災害救助法に基づく「住宅の応急修理制度」を利用していない人となる。

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