鹿島中改造に7億円 台風被害対応 災害復旧費や被災者支援金など(鹿嶋市補正案)

[2019/12/10 茨城版]
 鹿嶋市は6日開会の第4回市議会定例会に、台風15号の災害対応費用を計上して9月26日に専決処分した一般会計の第3号補正予算、および台風19号や台風21号の影響を受けた大雨の災害対応費用を計上して11月14日に専決した第4号補正予算を報告するとともに、13億3857万円を追加して本年度の総額を260億7853万円とする第5号補正予算案を提出した。主な内容は、被災者の住宅の復旧支援補助金や被災農業者の営農再開支援の交付金などを計上したほか、鹿島中学校大規模改造事業費に7億1650万円を予算化。あわせてその全額を繰越明許費に計上している。

 専決処分した第3号補正は、強風で被害を受けた建物の修繕工事費などあわせて1億8347万円を予算化。同じく第4号補正は、台風19号やその後の大雨の被害に対する復旧工事費や災害対策委託料など9337万円を計上した。

 第5号補正では、災害対策として強い農業・担い手支援づくり交付金に1億1350万円を確保して、台風により被災した農業用ハウスはじめ農業用施設の再建や機械の修繕などを助成する。

 被災住宅復旧緊急支援事業でも7200万円の補助金を用意し、台風15号で被災した住宅の修繕費用の一部を補助する。対象となるのは、半壊や一部損壊となった住宅の屋根改修や構造部材の補修などとなる。

 中学校大規模改造事業は、鹿島中学校の大規模改造で監理委託料1650万円と大規模改造工事費7億円を予算化し、全額を繰越明許費に計上した。校舎・屋内運動場・武道場の大規模改造工事およびプール解体撤去工事を20年度に実施する。

 鹿島中学校は1967年に鹿島、波野、豊郷中学校を統合して、宮中地内に設置した。校舎棟は1968年に竣工し、71年にはプール、72年には体育館、2000年には武道場も完成。10年度には、校舎棟の耐震補強工事を実施している。

 今回は、建設後50年近くが経過して老朽化した校舎や体育館の内外装の大規模改修、および体育館照明などの非構造部材の耐震化を行う。校舎棟はRC造3階建て延べ4246平方m、体育館はRC+S造2階建て延べ1431平方m、武道場は528平方mの規模となる。

 またプールも、大野ふれあいセンター北側に完成した「いきいきゆめプール」で水泳授業を行うことから、既存のプールを解体撤去する。実施設計は本年度、匠建築研究室(水戸市)で策定している。

 このほかの議案は、水道事業の設置等に関する条例について、大野区域水道事業の鹿嶋市水道事業への統合などに伴う布設工事監督者や水道技術管理者の資格要件を見直した条例の一部改正を提出。指定管理者は、市営鹿島神宮駅西駐車場が鹿嶋市シルバー人材センターを、大野潮騒はまなす公園がはなます楽遊会を指定する案を提出した。

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