本庁舎に非常用発電 補正予算が成立 取手図書館空調を2カ年で(取手市)

[2019/12/13 茨城版]
 取手市は第4回定例市議会に、専決処分の承認や一般議案で計3件の一般会計補正予算案を提案し、12日に原案通り議決を得た。これら3件を加え、本年度の予算総額を400億9011万円とする。主なものは、本庁舎の非常発電設備改修に2カ年総額1億8040万円、取手図書館の空調設備改修に2カ年総額5651万円の継続費をそれぞれ設定。このほか、台風や大雨の災害対策費を予算化した。

 11月11日に専決処分した第6号補正は、台風19号の応急復旧の経費など総額5723万円を追加した。応急処理経費として工事費130万円を予算化し、取手東小の外部倉庫解体や駐輪場の屋根撤去、戸頭小の廃棄物保管庫解体、藤代中の温室ハウス解体、旧戸頭西小の倉庫解体などを実施。また、公共土木施設の災害復旧費として1038万円を確保し、公園などの災害復旧に対応した。

 第7号補正には、総額5億0493万円を追加した。このうち本庁舎の非常用発電設備改修工事は、本年度から2カ年で実施する。市庁舎に停電が発生した場合、新庁舎には05年度に整備した非常用発電機から電力が供給されるが、本庁舎全体へ電力を供給する仕組みがないことから、東日本大震災の教訓を活かし災害など非常時でも平常時と同様に庁舎全体の業務を可能とするため、本庁舎にも電力を供給するよう非常用発電機を整備する。設計は綜企画設計(東京都千代田区)が策定し、工期は20年10月末ごろまでを予定する。

 取手図書館空調設備改修工事は、ガスヒートポンプ方式の空調設備(室外機6基、室内機45基)が改修後20年を経過し、老朽化が進んでいることから更新する。当初は本年度に設計をまとめて20年度に工事を行う予定だったが、故障が頻発し、来夏の猛暑までに対応する必要があることから前倒しで工事を進める。設計は伊沢綜合建築研究所(取手市白山)策定した。工期は約4カ月間を見込み、その間50日程度の休館日を設ける。

 このほか、急遽議案に追加した第8号補正では、10月25日に発生した集中豪雨の応急処理費として177万円を計上して、市役所敷地内の街路灯修繕や土砂崩れによる台宿2丁目地区の法面復旧、同じく米ノ井地区の舗装復旧に対応する。

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