災害復旧に2.6億円 磯原駅西自転車駐車場を再整備(北茨城市補正)

[2019/12/24 茨城版]
 北茨城市の第4回市議会定例会は17日、すべての議案を可決・承認し閉会した。一般会計補正予算は、11月に2億1431万円を専決処分した第5号と、4億4067万円を追加し今回提出した第6号、および最終日に追加提案した第7号を合わせて、本年度の総額を239億1678万円としている。第5号には台風19号の災害対策経費と災害復旧事業費のほか、複合防災センター建設事業の設計委託料などを計上。第6号は磯原駅西自転車駐車場の整備費など、第7号は台風21号の影響による大雨被害の復旧費を計上している。

 第5号補正は台風19号の災害復旧費や、老朽化した学校給食センターと備蓄倉庫を併せて整備する複合防災センターの構造計算等適合性判定や設計・測量委託料を予算化して専決した。このうち災害関連は、関本町小川地区で道路が崩れた影響で河川が閉塞した箇所や、二級河川花園川のうち市管理部分の護岸ブロックが崩れた箇所などについて、災害復旧費を予算化した。

 また、農業・林業用施設にも多くの被害が出たことから、復旧事業費を予算化している。農業用施設は、花園川に設置している臼場堰で河川を管理する県高萩工事事務所への占用許可申請などに詳細な協議資料が必要となるため、設計業務委託料を別途計上した。林業用施設は、市単独施工の水沼林道と国の補助を申請する花園林道について、設計に係る費用などを予算化した。

 第6号補正の主なものは、老朽化が進み今後利用者の減少も見込まれる磯原駅西自転車駐車場で、現在5棟並ぶうち両端の2棟を解体し、残る3棟では柱や屋根のジョイント部の補強や塗装の修繕を行う。なお、撤去後の跡地の利活用はこのあと検討を行う。

 追加提案した第7号補正予算は、主に10月25日の大雨で被災した箇所の復旧で1億0554万円を計上した。道路橋りょう災害復旧費と河川災害復旧費は、市内一円の被災箇所の工事費を積み上げていて、議決を得たことから早急に工事に着手する。

 また、農業用施設災害復旧費は市内57カ所、林業用施設災害復旧費は市内6林道の災害復旧工事費となり、このうち花園林道では20年1月9日に国の災害査定を予定している。

Comments are closed.


Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project.