霊園建設で実施計画 新年度当初予算 し尿処理施設補修に5755万円(さしま環境組合)

[2020/2/11 茨城版]
 さしま環境管理事務組合(管理者・橋本正裕境町長)はこのほど、20年度当初予算の概要を明らかにした。一般会計は27億7393万円で、前年度当初と比べて6822万円、率にして2.5%上回った。新年度の主な事業は、し尿処理施設補修事業に5755万円を計上したほか、組合施設周辺搬入道路整備工事費、第二期処分場の建屋本体補修工事費などを予算化。また、清水丘聖地霊園の第二霊園建設事業では実施計画策定委託料などを盛り込んだ。

 し尿処理施設は、老朽化した余剰汚泥濃縮槽と汚泥貯槽の改修工事を予定している。施設は境町長井戸に1983年に建設され、老朽化が著しく毎年計画的に補修工事を実施している。処理能力は1日あたり最大130キロリットルとなっている。

 施設周辺の搬入路は、境町と坂東市にあるごみ焼却施設などの地元対策として、トラックの往来によって劣化が激しい周辺道路の補修工事を行うとともに、周辺の環境整備などを実施する。

 清水丘聖地霊園の第二霊園建設事業では、建設へ向けて実施計画を策定するとともに、霊園周辺にある水田の配管移設工事を行う。18年度にカトウ建築事務所(東京都中央区)で策定した基本設計をもとに、アンケート調査を実施して利用者の要望把握に努めており、これをもとに19年度は基本設計の見直し作業や予定地の整備工事などを進めてきた。

 清水丘聖地霊園は1995年に整備した公園墓地で、6337平方mの面積に墓地740区画を設置している。近年墓地の需要が高まっており、現在は空き待ちの状況だ。隣接する南側の敷地約9800平方mを拡張して第二霊園を整備し、既存の墓地に加えて約900区画を増設する計画。従来形式の墓地だけでなく、納骨堂などの整備も検討しており、今後の人口の推移や需要傾向などを踏まえて考えていく。墓地は数区画に分けて分譲する見込みだ。

 このほか、第2期最終処分場の建屋本体補修工事費をはじめ、組合が所有する施設整備計画策定業務委託料などを計上している。

 同組合は境町と坂東市、古河市、五霞町の2市2町で構成された一部事務組合で、ごみ(一般廃棄物)処理、最終処分場、し尿処理、墓地・さしま斎場の設置と管理、霊柩車運送業務、コミュニティセンター・運動場の設置と管理、組合施設周辺の環境整備、還元施設に関する事務などの業務を行っている。

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