愛郷橋出張所改築に2.7億円 子どもの森整備へ基本設計(石岡市予算案)

[2020/2/15 茨城版]
 石岡市(今泉文彦市長)は10日に記者会見を開き、20年度当初予算案の概要を明らかにした。一般会計の総額は344億6000万円で、対前年度比3.7%増と過去最大になった。このうち、普通建設事業費は2.9%増の35億6342万円。特別会計は10会計の総額で229億7943万円となり、10.4%増となった。主な事業は、愛郷橋出張所の移転改築工事費や八郷総合支所の改修工事費、子どもの森の基本設計委託料、病院整備基本計画策定委託料などを盛り込み、市民会館整備の基礎調査委託料には継続費を設定する(予算案の主な事業の概要は2面に掲載)。

 愛郷橋出張所移転整備事業には、移転改築工事費2億7286万円や工事監理委託料355万円などを予算化した。20年度中に移転改築を完了し、21年度に無線関連の設備を整備したあと供用を開始する。建設場所は三村坂井戸地内で、新たな施設の規模は約300平方m程度。これまでの消防署出張所の機能に加え、ヘリコプターの緊急離着陸場や訓練施設などもあわせて整備する。実施設計は吉田建築計画事務所(石岡市)が策定した。

 総合支所庁舎有効活用事業では、新庁舎整備による移転に伴い余剰スペースができた八郷総合支所を有効活用するため、庁舎有効活用改修工事費2億6519万円や工事監理委託料1170万円などを予算化する。4階の議場部分の工事は既に着手しており、20年度は1階から3階部分を図書館や農村資料館、農村高齢者センターなどに活用するため改修する。実施設計は横須賀満男建築設計事務所(水戸市)で進めており、策定し次第、工事に着手する予定だ。

 子どもの森整備事業は、第1保育所と第2保育所を統合するとともに、子育て相談などの機能を併せ持つ子育て支援施設「子どもの森」を整備する。本年度に建設場所を検討した結果、石岡駅東口BRT側の市有地を候補地に決定しており、予算案には基本設計委託料400万円を計上する。今後は、石岡駅周辺整備の進捗状況を見ながら整備を進めていく考えだ。

 文化施設整備事業は、基礎調査委託料に20-21年度の2カ年で総額500万円の継続費を設定した。老朽化した市民会館を複合文化施設として移転改築するため、2カ年で移転場所や規模、機能などを含めた基礎調査を実施する。その後、22年度には基本・実施設計に着手する見通し。市民会館の個別施設計画には、複合施設を除く市民会館単独の事業費を約18億円程度と試算している。

 地域医療対策事業では、石岡市医師会病院と石岡第一病院を再編・統合するとともに公立化を目指すことから、病院整備基本計画策定委託料1925万円を予算化する。本年度中にも地域医療計画を策定して、新年度からは基本計画に着手する。

 石岡駅周辺整備事業は、測量・設計委託料1021万円やステーションパーク立体駐車場基本設計委託料220万円、BRT専用駅前広場施設整備実施設計委託料300万円などを盛り込んだ。石岡駅の活性化を目的に、東口と西口の整備を促進する考えで、特に東口はBRTに隣接する市有地約4000平方mを都市公園として整備し、その中に子どもの森を整備する。

 フラワーパーク管理運営費は、県が実施するフラワーパークのリニューアルに伴い、手狭になると予想される駐車場を拡充するため、駐車場整備実施設計委託料240万円を計上する。21年度のリニューアルオープンに間に合わせるため、駐車場工事も20年度中に補正で工事費を確保して発注する予定だ。

 中学校施設環境改善事業では、特別教室空調機設備工事費9100万円と工事監理委託料529万円を予算化し、八郷中を除く4校の特別教室に空調機を設置する。実施設計は、石岡中を藤岡設計(石岡市)、府中中をクボタ建築設計事務所(石岡市)、国府中をKAITO設計事務所(石岡市)、園部中を吉田建築計画事務所(石岡市)が担当した。

 自転車環境整備事業では、市りんりんタウン構想に基づき、つくば霞ヶ浦りんりんロードをはじめ市内の自転車走行環境を整備する。新年度は延長約7kmの路面標示を実施するため、整備費3200万円を計上する。

 道路関係は、合併市町村幹線道路緊急整備事業で道路改良工事費1億3980万円や測量・設計・調査委託料3390万円。主な対象は4路線で、上林・上曽線では道路改良工事、貝地・高浜線では盛土工事、村上・六軒線では約200mの延伸に向けた測量、駅前・東ノ辻線では用地買収などを予定する。

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