千代田統合小に継続費 新年度予算案 スマートICの実施計画策定(かすみがうら市)

[2020/3/12 茨城版]
 かすみがうら市(坪井透市長)は3日開会の第1回定例会に、20年度の当初予算案を提案している。一般会計の総額は前年度当初から4.1%増の192億9300万円となり、主な事業費に千代田中学校区統合小学校整備工事費や下稲吉中学校体育館改築の基本実施設計委託料などを盛り込んだ。

 一般会計の普通建設事業費は、6.1%増の20億6519万円。特別会計は3会計の総額が86億6800万円で、2.3%減少した。水道事業会計の資本的収支は、20.3%減の5億4584万円、下水道事業会計の資本的支出は0.2%減の7億8656万円となっている。

 千代田中学校区統合小学校整備事業では、統合校の施設の新築工事や大規模改造工事に20-21年度の2カ年で24億6917万円の継続費を設定した。千代田地区内にある4校(志筑小・新治小・七会小・上佐谷小)を統合し、千代田中学校の敷地を活用して小中一貫校を整備する。

 施設整備は小学校校舎棟の新築工事(RC造2階建て、延べ3000平方m程度)と中学校校舎棟の大規模改造工事、給食室の改築工事、放課後児童クラブの新築工事、スクールバス乗降場の整備工事などを行う計画で、基本・実施設計は楠山設計(東京都千代田区)が策定した。新年度に入り次第、早期に発注する考えだ。

 また、統合校整備にあわせて体育館の非構造部材耐震対策工事も実施する。バスケットゴールなどの非構造部材の耐震化を予定し、事業費に2592万円を計上した。

 下稲吉中学校施設整備事業は、新体育館整備に向けて基本実施設計委託料を予算化し、当初予算と21年度までの債務負担行為をあわせて3431万円とした。2カ年で基本実施設計を策定し、そのあと本体工事に着手する。この事業は、既存の体育館が手狭なことから、規模拡張や避難所機能の追加などを目的に新たな体育館を整備するもの。本年度は、拡張する用地7159平方mを取得している。当初予算には設計委託料に加え、敷地拡張工事費3850万円も計上している。

 (仮称)かすみがうらスマートIC事業では、スマートIC実施計画策定業務委託料1046万円を予算化し、25年度の開通を目指して準備を進める。常磐自動車道の土浦北-千代田石岡IC間に新たにスマートICを設置する計画で、設置候補地は千代田PA、形式は全方向、運用形態は全車種24時間に設定する。20年度は準備段階申請を行い、22年度以降の国による新規事業化を目指す。

 防災無線整備事業は、防災無線デジタル化整備工事費2億5223万円や防災無線等放送室改修実施設計業務委託料50万円などを盛り込んだ。霞ヶ浦地区の防災行政無線をアナログ式からデジタル式への変更を行うもので、20年度には個別受信機68台や無線整備、千代田庁舎防災センターの一部を放送室へ改修するための設計などを実施していく。

 歩崎公園管理運営事業は、観光振興を目的に造成や張芝、暗渠排水管、水道整備、ベンチ設置などを予定し、造成工事設計業務委託料260万円、造成工事費1980万円などを予算化している。

 市道整備事業は、道路改良や舗装改修などの事業費に2億4763万円を計上した。内訳は道路改良工事が2カ所(延長196m)で2618万円、舗装補修工事が7カ所(延長2370m)で8000万円、排水整備工事が4カ所(延長630m)で3682万円などとなる。

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