竹園小に統合幼稚園 普通建設費が15%増 学校新築工事費16億円を計上(小美玉市予算案)
[2020/3/13 茨城版]
 小美玉市(島田穣一市長)の20年度予算案は、一般会計に対前年度比5.7%増の244億9600万円を計上した。主な事業は、引き続き玉里学園義務教育学校校舎新築工事や小川文化センター耐震補強・大規模改造工事、JR羽鳥駅周辺整備事業や石岡小美玉スマートICアクセス道路(仮称)の整備を推進するとともに、新たに美野里地区の統合幼稚園を竹原小学校内に設置するため設計費と工事費を計上した。

 一般会計の増加の主な要因は、第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略の初年度で事業を多数盛り込んだことに加え、玉里学園義務教育学校校舎新築工事やJR羽鳥駅周辺整備事業、石岡小美玉スマートICアクセス道路(仮称)、広域ごみ処理施設整備の4つの大きな事業がいずれも最終年度を迎え、事業費が大きくふくらんだため。

 その影響で一般会計の普通建設事業費も、前年度から5億5250万円(15.2%)増えて41億8241万円となる。特別会計は下水道事業会計が企業会計に移行して8会計となり、企業会計は下水道事業会計と水道事業会計の2会計。これらをあわせた予算総額は、4.9%増加して387億1572万円となっている。

 新年度の主な事業を見ると、小学校建設事業には工事監理などの委託料5604万円と、工事費17億4070万円の、計17億9675万円を計上した。玉里学園義務教育学校の校舎新築工事を引き続き進めるとともに、竹原小学校に幼小連携施設を整備して、いずれも21年4月の開校・開園を目指す。

 玉里学園義務教育学校は、玉里小・玉里北小・玉里東小を統合し玉里中との一貫校とするもので、玉里中の敷地内に小中一体型の新校舎を新設する。校舎はRC造3階建て、延べ7548.36平方mの規模で、設計は青山建築設計事務所(つくば市)が策定した。

 株木・鈴縫・鶴亀JV(水戸市)の施工で19年度から工事に着手しており、2年目の20年度は工事監理委託料3003万円と校舎建築工事費16億3625万円、外構工事費3480万円、建設付帯工事費5488万円などを計上した。

 また竹原小学校には、美野里地区にある美野里幼稚園、羽鳥幼稚園、納場幼稚園、および休園中の竹原幼稚園を統合した新たな幼稚園を敷地内に新設するため、実施設計委託料321万円と工事費1436万円を予算化した。単年で施設を整備し、21年度に開園する。

 小川文化センター大規模改修事業も2カ年継続事業の2年目となり、工事監理委託料1273万円と工事費3億4419万円をを計上した。工事は大貫・内藤JVの施工で、20年12月25日までの工期で施工している。

 建物は1982年建築で、RC造一部S造地上3階地下1階建て、延べ4690平方m。大ホール、小ホールの吊り天井の改修をはじめ、照明のLED化や大ホールの客席交換、空調設備の改修、自家発電機の改修、エレベーターの設置などの内容で、実施設計は桜設計事務所(水戸市)が担当した。

 JR羽鳥駅及び駅前広場整備事業は、4カ年継続事業の最終年度となり、駅前広場などの工事費に2億8500万円を予算化した。羽鳥駅の橋上化とバリアフリーに対応した自由通路、および駅前広場を一体的に整備する事業で、駅舎と自由通路は本年度内に完成しており、引き続き駅前広場を整備して20年度末の事業完了を目指す。

 広域幹線道路整備事業は、羽鳥宿張星線(西)の完了などに伴い前年度から半減したものの、依然として4億2450万円を確保して引き続き石岡小美玉スマートICアクセス道路(仮称)や栗又四ケ線、羽鳥宿張星線など4路線の整備を進める。このうちアクセス道路には5000万円を配分し、オリンピックまでの開通を目標に残りの工事を進める。

 道路関連はこのほか、防衛交付金道路事業に測量・実施設計等委託料1億0140万円、工事費1億4295万円などあわせて2億6025万円を計上し、基地周辺地区の生活道路の改良舗装を実施する。道路橋梁維持管理費は2億2038万円の予算額で、道路や橋梁の維持工事や計画的な補修・補強工事を行う。

 新規事業は、都市計画マスタープラン策定委託料495万円を計上して、第2次総合計画や立地適正化計画に基づき20-21年度の2カ年で都市計画マスタープランの部分改定を実施する。

 ごみ処理広域化事業は、小美玉市のほか石岡市、かすみがうら市、茨城町の3市1町で霞台厚生施設組合を組織し、組合が事業主体となって広域ごみ処理施設を建設している。21年4月の稼動に向けて20年度は最終年度となり、本体工事や周辺道路整備の建設負担金16億1355万円を予算化した。

 企業会計は、水道事業会計の資本的支出が前年度から11%減の9億5932万円。建設改良費には7億0036万円を配分し、石綿セメント管の更新や配水管の布設替工事、および老朽化した浄水場の更新を行う。下水道事業会計は資本的支出が11億2004万円となり、建設改良費5億6622万円で管渠やマンホールポンプ場などの整備を進めていく。

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