瓜連中体育館を大規模改修 一般会計が過去最大 下菅谷地区街路事業に着手 本庁舎と支所で駐車場整備(那珂市予算案)

[2020/3/24 茨城版]
 那珂市の新年度当初予算案は、一般会計が前年度当初を13億円(6.7%)上回る208億円で、過去最大の予算規模となった。主な事業には、瓜連体育館の大規模改修事業や庁舎管理事業、かわまちづくり支援制度活用事業などで工事費を計上したほか、新規に下菅谷街路整備事業や冠水対策推進事業に着手する。また、四中学区コミュニティセンター整備事業は実施設計委託料を盛り込んだ。

 一般会計の普通建設事業費は19億3616万円で、前年度当初から41.7%増加した。このうち、菅谷東小学校と芳野小学校の体育館大規模改造事業費をはじめ、教育費約3億4800万円などを前倒して3月補正予算案に計上している。

 一般会計に特別会計4会計を合わせた予算総額は313億5270万円で、下水道事業と農業集落排水整備事業特別会計が企業会計に移行したことで、前年度当初から7.1%減少した。また、水道事業会計は収益的支出に11億2721万円、資本的支出に16億6790万円を計上し、引き続き木崎浄水場の更新事業を進めて瓜連浄水場との統合を図る。下水道事業会計は収益的支出に17億5762万円、資本的支出に19億5270万円を予算化した。

 体育館施設整備事業は、老朽化した瓜連体育館の長寿命化を図るため、外壁や内壁、床、トイレの大規模改修を行う。瓜連体育館は古徳地内に1981年に建設され、RC造一部S造2階建て、延べ1499平方mの規模。あわせて廃校となった旧本米崎小学校の体育館も、地元住民の要望に応えて開放するため屋根や外壁などを改修する。

 庁舎管理事業では、本庁舎敷地内の駐車場を増改修するほか、本庁舎東側通用口自動ドアの改修を予定している。また瓜連支所は、敷地の西側を通る国道118号の拡幅で駐車場用地が道路となることから、駐車場を再整備する。新年度は、進入路の確保と来客者用駐車場の整備を実施する。

 かわまちづくり支援制度活用事業は、那珂川の戸河原河川敷へ公園を整備する事業で、23年度の供用開始を目指して新年度は多目的広場の整備などを行う。整備場所は那珂西大橋下流左岸(戸7105地先)で、整備面積は約6ha。そのうち市は約5.6haを対象に、サッカーや野球、ソフトボールなどに利用できる多目的広場をはじめワンドや堤防美化(桜堤)、駐車場、水遊び場、船降ろし場などを整備する。詳細設計は日水コン(東京都新宿区)で策定した。

 冠水対策推進事業は、市道の冠水対策を行い、台風や集中豪雨などに対しても安定した排水能力を確保する。

 四中学区コミュニティセンター整備事業は、19年度に桜設計事務所(水戸市)で基本設計の策定に着手しており、引き続き実施設計を策定する。市では5校ある中学校区ごとにコミュニティセンターを整備しており、四中学区の建設事業は最後となる。建設場所は菅谷地内のかわねやの東側、敷地面積約9400平方mで、現況は水田となっている。建物の規模は2階建て、延べ約1500平方m程度を見込み、内部にはホールや会議室、研修室などを設置する予定で、詳細は今後検討していく。

 このほか、新たに下菅谷地区街路整備事業に着手して同地区の活性化を図るとともに、消防本部庁舎改修事業では国道118号の拡幅に伴い西消防署の訓練棟の解体工事を実施する。

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