基幹的改良が本格化 本年度当初予算 前年度当初から大幅増に(龍ケ崎塵芥処理組合)

[2020/5/14 茨城版]
 龍ケ崎地方塵芥処理組合(管理者・中山一生龍ケ崎市長)の20年度の一般会計当初予算は29億7303万円となり、前年度当初と比べ77・7%(13億0029万円)の大幅な伸びを示した。主な事業は、「くりーんプラザ・龍」のリサイクル施設基幹的設備改良工事が本格化させるほか、ごみ処理施設整備工事やプラザ棟のエアコン更新工事などを計画する。

 「くりーんプラザ・龍」のリサイクル施設は、19年度からJFEエンジニアリングで基幹的設備改良工事に着手している。リサイクル施設の処理能力は1日あたり60t(5時間稼動)で、長寿命化計画および発注支援業務は日本環境衛生センター(神奈川県川崎市)で策定。工事は20年度末の完了を見込んでおり、事業費には施工監理業務委託料1353万円、工事費10億4500万円の継続費を設定している。

 「くりーんプラザ・龍」は1999年7月の竣工で、ごみ焼却施設は24時間稼動で焼却能力は1日あたり180t(90t×2炉)。耐用年数が迫っていたことから施設を長寿命化して有効活用を図るため、14-16年度でごみ焼却施設の基幹的設備改良工事を実施した。これによりCO2を削減するとともに、31年度までを目標に延命化を図っている。

 20年度は、基幹的設備改良工事で補助対象外だったベルトコンベアなどのコンベア更新工事やごみクレーン、電気制御設備、水処理施設の更新など全面的な改修工事を実施する予定で、工事費には6億2700万円を投じる。このうち、各種設備の点検作業には約1億円を見込んでいる。

 このほか、プラザ棟のエアコン更新工事や陶芸窯更新工事、受水槽バルブ交換工事などを実施する。プラザ棟はRC造一部S造3階建て、延べ2068平方mで、事務室のほか会議室、議場、食堂、修理工房、陶芸工房、展示ホールなどを配置する。陶芸工房では毎週、陶芸教室が開かれている。

 同組合は龍ケ崎市、利根町、河内町の1市2町で構成する一部事務組合で、「くりーんプラザ・龍」(龍ケ崎市板橋町)の運営・管理を行っている。くりーんプラザ内にはごみ焼却処理施設やリサイクル施設、プラザ棟(事務所、修理工房、陶芸工房、展示ホールなど)、最終処分場などがあり、構成市町のごみを適正に処理している。

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