小学校空調で設計費 中央病院周辺の渋滞原因調査(笠間市補正)

[2020/06/18 茨城版]
 笠間市の市議会第2回定例会は12日、提出された議案をすべて可決して閉会した。このうち一般会計補正予算(第4号)は、2億9444万円を追加して本年度の総額を404億0089万円としている。主な内容は、新型コロナウイルス感染症対策関連予算を盛り込んだほか、小学校へエアコンを設置するため設計委託料を計上。このほか、県立中央病院周辺の渋滞緩和に向けて交通量調査分析委託料を計上している。

 小学校建設費には、設計業務委託料970万円を追加した。既に普通教室には市内全小学校でエアコンの設置を終えているが、今回は特別教室にも設置するため設計委託料を計上する。なお、中学校は普通教室、特別教室ともにエアコンの設置が完了している。

 土木費では、幹線道路整備費で市道(笠)2111号線の道路改良工事費2355万円や道路維持費で導水路維持補修整備工事費1070万円などを増額補正したほか、道路新設改良費に交通量調査分析委託料2000万円を計上した。

 鯉淵地内の県立中央病院周辺は、朝夕を中心に慢性的な交通渋滞が発生している。その原因は病院に出入りする車両が多いということもあるが、その他の要因も考えられるため、病院の前を走る県道内原友部線に接続する市道など5~6カ所の交通量調査や渋滞原因調査などを実施する。この調査で原因が判明した場合には、今後その対策を検討していく。

 文化財保護費には、公有財産購入費3570万円を計上した。箱田地内には、笠間市出身の日本画家である木村武山が実家の邸内に1935年に建立した総檜造りの仏堂「大日堂」があり、内部には大日如来や虚空蔵菩薩が描かれている。市は後世に伝えるべき貴重な文化財であることから、取得して文化財の指定を目指しており、19年度の当初予算にも取得費用を計上していた。その際は交渉がまとまらなかったため全額を削除したが、今回は昨年度よりも増額したうえで、改めて取得費用を計上している。

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