駅周辺整備で基本計画 9月補正案 各支所複合化へ設計(常陸大宮市)

[2020/9/5 茨城版]
 常陸大宮市は2日開会の定例市議会に、10億6048万円を追加して本年度の総額を292億5059万円とする一般会計補正予算案を提案した。主な補正は、常陸大宮駅周辺整備事業に関連して駅西交流拠点と東西自由通路・駅舎整備について、それぞれ基本計画の委託料や負担金の債務負担行為を設定。このほか、各支所の複合化に向けて増築や改修の設計委託料を予算化している。

 常陸大宮駅周辺整備事業は、常陸大宮駅西交流拠点基本計画策定業務委託料に946万円、常陸大宮駅東西自由通路及び駅舎整備事業に伴う基本設計負担金に3057万円の債務負担行為(21年度)を設定する。このうち、東西自由通路と駅舎整備事業の基本設計負担金は、今回の補正予算にも100万円を計上している。

 駅周辺整備計画によると、重点整備期間に設定した第1期(19-25年度)では駅を中心として駅舎や自由通路、東西駅前広場、駅へのアクセス道路の整備などを計画し、駅周辺と行政施設の連携強化や、駅舎・自由通路の工事用道路のために必要な整備を進めていく。

 駅舎は駅東側に地平駅を設置し、自由通路(通路部幅員3.5m)で駅東西を結ぶ計画で、年度内にはJRとの協定を結ぶ見通し。駅西の市有地に計画する交流拠点は、行政・医療・福祉・商業・情報・サービスなどの機能を集積した都市中心拠点の形成を目指し、複合施設を整備することで賑わいの創出を図る。また、関連事業として道路新設改良費に7路線の調査測量設計等委託料4030万円を予算化し、このうち計画内では5路線の測量や設計を行う。

 各支所庁舎の複合化に向けては、美和支所の増築工事設計に859万円、緒川支所の移転改修設計に275万円、御前山支所の改修設計に795万円を予算化するほか、関連事業として美和工芸ふれあいセンターの改修設計に445万円を確保する。

 美和支所では分庁舎の整備と、美和工芸ふれあいセンターの複合化を予定。2000年に増築した分庁舎を増築するほか、美和工芸ふれあいセンター内に公民館機能を移すための改修工事を計画する。緒川支所は緒川総合センター内に移転し、御前山支所は現庁舎(御前山保健福祉センター)を改修するなどそれぞれ複合化を図る。

 このほか、台風19号の被害によって既に建物を解体した富岡住宅では、原状復帰して借地を返還するため整地工事費495万円を予算化する。文化センターでは老朽化した自家発電装置を更新するため、工事費5665万円を計上している。

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