校舎建設を前倒し 小川北義務教育学校 工事の一般競争も公告 感染症対策で空調設備整備(小美玉市補正案)

[2020/9/9 茨城版]
 小美玉市は開会中の市議会第3回定例会に、3億7950万円を追加する第4号と、4億9848万円を追加する第5号の2件の一般会計補正予算案を提出した。これにより、本年度の総額を309億2090万円とする。主な内容は、第4号で小川北義務教育学校の校舎建設工事費を計画よりも前倒して予算化し、先行議決案件として3日の開会日に原案可決している。第5号は、新型コロナウイルス感染症対策で四季文化館と四季健康館の空調設備工事費を計上したほか、小美玉温泉ことぶきの駐車場変更に伴う工事費を盛り込んでいる。

 小川北義務教育学校は、小中学校の規模配置適正化で小川南小学校、玉里学園義務教育学校に続いて整備を計画している。小川北中学校区の野田小と上吉影小、下吉影小を統合し、小川北中の敷地内に新たに小学校校舎を増築して、義務教育学校とする。小川北中の敷地面積は約4万8120平方mで、増築棟は既存校舎の北側にRC造2階建て、延べ4396平方mの規模で建設する。実施設計は楠山設計(東京都)が担当した。

 文部科学省の補助が受けられることになったため、1年前倒して第4号補正には設計監理委託料750万円と、校舎建築工事費3億7200万円を計上。あわせて2カ年事業とすることから、継続費も新たに20-21年度で総額18億9750万円(20年度3億7950万円、21年度15億1800万円)を設定している。予算が措置できたため、市は早速8日に校舎建設工事の一般競争入札を公告し、10月7日の開札を予定する(公告の概要は本日付け入札公告欄に掲載)。

 第5号の補正予算案は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して四季文化館に空調施設修繕工事費2101万円を増額し、四季健康館にも空調設備設置工事費2546万円を新たに計上する。いずれも感染症対策として、換気機能を備えたエアコンを設置する。

 また「小美玉温泉ことぶき」は、現在の建物北側にある駐車場を地権者に返却する必要が生じたため、新たに建物南側の用地を取得して駐車場とエントランスを設置するための工事費を計上した。駐車場は現在と同規模の99台分を確保し、エントランスは30平方mの改修とともに北側に設置してある電気設備なども移設する。年内にも工事に着手して、21年3月末の用地返還期限に間に合わせる。

 このほか、小学校建設事業では竹原小学校の整地工事費や建設付帯工事費、校舎改修工事費を追加した。竹原小の敷地内には、美野里地区にある美野里幼稚園、羽鳥幼稚園、納場幼稚園、および休園中の竹原幼稚園を統合した新たな幼稚園を新設する計画で、その前段として設置場所の整地や体育倉庫などの解体、さらには新たな体育倉庫の建設工事を実施する。

 補正予算案以外の議案は、常磐線石岡・羽鳥間85K494m付近高場踏切歩道設置工事について、東日本旅客鉄道株式会社水戸支社(水戸市)と1億7316万円で随意契約を締結する工事委託契約案を提出した。委託の内容は、鉄道施設工事および道路施設工事一式となる。

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