茨建協が建設雇用改善推進大会 優良事業所など表彰

[2020/11/7 茨城版]
 県建設業協会(石津健光会長)が主催する建設雇用改善推進集会が4日、水戸市の県建設技術管理センターで開催された。新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を図ったうえで、協会員ら約120人が出席。建設雇用改善優良事務所や雇用改善に関する募集標語入選者などの表彰式が行われ、魅力ある職場づくりに向けて決意を新たにした。

 この集会は、建設労働者の雇用改善について建設事業主をはじめとする関係者の理解と関心を深め、雇用改善意欲の高揚を図る目的で開催している。厚生労働省茨城労働局と県が後援し、今年も11月の建設雇用改善推進月間における雇用改善に関したさまざまな事業の一環として開催した。

 主催者あいさつで石津会長は、産業構造が大きく変化する中で建設業界も新しい時代を迎えたとして「現場で支える技術と技能に優れた人材が将来を託せる産業となるためにも、建設業を正しく理解してもらう活動と、若い人材の入職を図り定着化させることが喫緊の課題」と述べ、若年者と女性に魅力ある職場づくりと働き方改革に関する取り組みなどをさらに推進していくため、関係者に引き続き支援と協力を訴えた。

 来賓は、茨城労働局の小川孝昭職業安定部長が新型コロナウイルスの影響で大きく影響を受けている雇用情勢を解説。建設業の就業者数はピーク時から大幅に減少し、近年は横ばいで推移する中で「高齢者の割合が高く、若年者の雇用維持と確保が課題」と話し、一層の雇用改善を推進することで魅力ある職場をつくり次世代の技能労働者を確保するよう呼びかけた。

 県産業戦略部の飯塚一政次長は、新型コロナウイルスで地域経済にも影響があるとして「長期戦が予想される中で、事業継続に必要なのは多様な働き方を推進すること」と指摘。デジタル技術の活用も含め、一層の労働環境改善と魅力ある職場づくりを求めた。

 表彰式では、県知事表彰や県建設業協会会長表彰、勤労者退職金共済機構理事長表彰などの表彰状を授与したほか、小・中学生による建設現場を描いた図画入選者表彰の受賞者が紹介された。

 第2部では、渋沢栄一氏の玄孫でシブサワ・アンド・カンパニー代表取締役CEOの渋澤建氏が「渋沢栄一の『論語と算盤』により~未来を拓く~」をテーマに講演した。

 以下、受賞者は次の通り (敬称略・順不同)。

 【県知事表彰】
 ▽建設雇用改善優良事業所表彰=高橋建設(鉾田支部)

 【建設業協会会長表彰】
 〈雇用改善に関する募集標語入選者表彰〉
 ▽最優秀賞=角屋秀樹(豊島工務店)「創意と工夫で効率アップ 定着させよう4週8休 魅力あふれる建設業」
 ▽優秀賞=片寄健太(関根工務店)、箱崎滋(梅原工務店)
 ▽優良賞=嶋田政好(水戸土建工業)、伊集院桃子(松尾建設)、鈴木直輝(高田工務店)
 ▽佳作=飯田則子(水戸土建工業)、米川貴(梅原工務店)、白川幸暉(常総開発工業)、菊田大暉(常総開発工業)、佐々木華(松浦建設)、武笠浩二(大坂建綱)

 【独立行政法人勤労者退職金共済機構理事長表彰】
 ▽建設業退職金共済制度普及協力者表彰=増川建設(竜ケ崎支部)、斉藤建設(土浦支部)

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