洪水避難施設に調査費 12月補正案 サンピア改修で工事費増(日立市)

[2020/12/1 茨城版]
 日立市は3日開会の定例市議会に、15億5375万円を追加して本年度の総額を974億3535万円とする一般会計補正予算案を提案する。主な内容は、久慈サンピア日立改修工事で事業費に2億0569万円を増額するほか、洪水避難施設整備への調査費、小中学校2校のトイレ改修工事費、支所や交流センターの耐震補強工事費などを追加している。

 久慈サンピア日立改修事業は、2カ年継続費も総額を19億2264万円(20年度7億6402万円、21年度11億5861万円)に増額する。今回の改修は、老朽化が進む宿泊交流施設の各種設備をリニューアルするもの。給排水管や空調設備、電気設備などを対象に2月から桂設計(茨城事務所=古河市常盤町)で設計を進めていたが、調査の結果、電気設備を中心に老朽化が予想以上に進んでいたため工事費を増額する。施設は21年9月末まで休館して工事に備える予定だ。

 南部支所と2カ所の交流センターは、耐震補強工事や防水改修工事などを実施する。このうち南部支所には工事費3919万円を予算化し、耐震補強や屋上防水改修を行う予定で、設計は三上建築事務所(水戸市大町)が担当する。交流センターは豊浦交流センターで耐震補強と外壁等改修を、日高交流センターで耐震補強と屋上防水改修を行うため、工事費8625万円を計上。設計は豊浦交流センターを早川建築事務所(水戸市元吉田町)、日高交流センターを秋桜構造計画(水戸市城南)が担当している。

 久慈川沿いに計画する洪水避難施設の整備に向けては、調査や用地費に2711万円を計上した。計画地は市南部の神田町で、国道6号沿いにあるローソン付近を想定しており、高さや規模などは調査しながら決定する予定。21年度には設計に着手する考えだ。

 このほか、大久保小学校と泉丘中学校のトイレ改修工事には総額1億9602万円を予算化し、一部和式を残しながら校舎棟のトイレを洋式化する。久慈浜海水浴場のトイレ整備と会瀬青少年の家施設整備では、建物にアスベストが検出されたため、除去費用など久慈浜海水浴場に1608万円、会瀬青少年の家に1560万円を増額する。

 また債務負担行為は、庁舎北側擁壁等整備実施設計業務委託料で21年度まで限度額1760万円を追加した。法面を補強するもので、21年6月までに設計を策定し21年度中の工事完了を目指す。

 継続費の補正は、日高小学校校舎改築事業と十王中学校屋内運動場改築事業で事業費の前倒しに伴い、20-22年度の3カ年の年割額を変更する。

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