防災センター、研修センター、観光物産館 整備に継続費設定(大子町補正案)

[2020/12/4 茨城版]
 大子町は2日開会の定例町議会に、1億4445万円を追加して本年度の総額を128億1326万円とする一般会計補正予算案を提出した。主な補正は、袋田防災センター建設事業、町営研修センター改修事業、観光物産館改修事業の3件にそれぞれ20-21年度の2カ年継続費を設定している。

 袋田防災センター建設事業費は、継続費に2カ年総額9086万円(20年度3594万円、21年度5491万円)を設定する。この施設は、台風19号の被害が大きかった袋田地区の旧袋田分館跡地を活用して整備するもので、避難所やコミュニティセンター機能を併せ持つ施設とする。設計は横須賀満夫建築設計事務所(水戸市南町)が担当し、21年8月末の完成を目指す。

 町営研修センター改修事業は、継続費に2カ年4087万円(20年度1610万円、21年度2477万円)を確保する。改定を予定する地域防災計画において、基幹避難所に位置付けられることから消防法適合のための改修工事を行う事業で、非常用電源設備や排煙窓、防火扉、はしご、避難用進入口、火災報知設備、非常用照明などを整備する。簡易宿泊施設としての利用は夏期に集中するため、工事は利用者の少ない閑散期に実施する計画だ。

 観光物産館は、完成後20年以上が経過したことから老朽化対策や売店の拡張などを行うため、改修事業に2カ年総額1億0061万円(20年度3998万円、21年度6063万円)の継続費を設定する。観光物産館は1998年10月開業の道の駅「だいご」にあり、RC造2階建て延べ1224平方mの施設は1階に休憩コーナーや売店、産地直売コーナー、レストランなど、2階にギャラリーや浴場、研修室などを設置している。

 主に内部の改修となり、売店を事務室側に拡張するほかサイクルステーションとして自転車の貸出スペースの設置、コロナ対策としてレストランの1人席(6席)設置、玄関ドアの自動化、内部トイレの洋式化などを実施する。設計は柴建築設計事務所(水戸市泉町)が担当した。着工は利用客の少ない1月から2月ごろを見込み、21年度早々にも完成させる。

 このほか、奥久慈だいご観光やなの解体工事費に2029万円を予算化し、簗漁業組合解散に伴い町に無償譲渡された建物などを解体して土地を地権者に返還する。古民家を活用した茨城ブランド力向上事業の古民家改修では、整備補助金500万円を減額した上で工事費663万円を増額し、クナッパー邸の改修工事を実施する。

 また、町のごみ焼却施設は天井崩落の危険があることから修繕工事費934万円を、林道志那志沢線では実績見込みで工事費86万円を増額。水道事業は、池田地内水道施設改良工事費に1779万円を増額している。

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