運動公園に遊具設置 大洋小学校 通学路の人道橋で設計 社会複合施設整備費を追加提案(鉾田市補正案)

[2020/12/15 茨城版]
 鉾田市は市議会第4回定例会に、3億6047万円を追加する一般会計の第8号補正を提出したほか、4日には1億2950万円を追加する第9号補正を追加提案した。これにより、本年度の総額を306億6812万円とする。第8号補正では、市内体育施設への児童用遊具の設置事業費や大洋小学校の通学路となる人道橋の測量・設計委託料などを計上。また第9号補正は、旧徳宿小の施設を活用した社会教育複合施設の整備に向けて改めて予算化を図る。

 体育施設遊具環境改善事業は、工事監理委託と実施設計等委託料に540万円、施設改修等工事費に5859万円を計上し、コロナ禍で外で遊ぶ機会が減っている子供たちのため、地方創生臨時交付金事業を活用して市内の運動公園に子供向けの遊具を設置する。

 設置するのはくぬぎの森スポーツ公園、旭スポーツセンター、鉾田総合公園の3カ所。くぬぎの森スポーツ公園は既にこども広場に遊具を設置してあるが、これも撤去して改めて設置する。遊具の内容は、各施設の設置場所に合わせて設計の中で検討していく。

 土木費は、現在整備を進めている大洋小学校の通学路(人道橋)設置に向け、統合小学校通学路整備事業に測量・調査・設計委託料2700万円を計上した。10月の市議会臨時会に提出した第7号補正予算案に計上していたが否決されたため、再度予算化を図る。

 衛生費は、環境省が整備する「水鳥・湿地センター」の進入路造成工事費581万円を追加した。この施設は、「ラムサール条約」に登録された湿地の保全と利用の推進を目的に国が整備する施設で、涸沼は北側の茨城町と南側の鉾田市の2カ所に整備する。

 環境省は、早ければ21年度中にも建設工事を開始する見通しで、これに合わせて鉾田市も公園や進入路を整備することから、本年度度は用地測量や不動産鑑定調査、施設整備設計などを実施している。今回の工事費は施設用地から出た土を敷きならす準備工の費用で、進入路の本格的な工事は21年度に実施する。

 第9号補正は、社会教育複合施設整備事業費を予算化した。この事業では、廃校となった旧徳宿小の校舎を活用して郷土資料館、あけぼの館、すずらんルームなどの施設を集約するともに、体育館にスポーツクライミング施設などを整備する。

 市は、9月の第6号補正案と10月の第7号補正案に設計・工事監理業務委託料922万円や文化財展示施設改修工事費6131万円を計上していたが、これまで事業の精査のため取り下げたり調整が不十分として否決されたりしていた。このほど調整が整ったことから、追加で提案した。

 なお、これまでは旧校舎や体育館の内部の改修に係る費用を計上していたが、今回は外壁の修繕や塗装などの費用も予算化する。このため事業費も、設計委託・工事監理業務委託料1480万円、改修工事費1億1466万円に増額した。

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