運動施設や温浴施設 土浦港周辺整備 対話型調査に4社参加(土浦市)

[2020/12/25 茨城版]

 土浦市はこのほど、土浦港周辺広域交流拠点整備事業に係るサウンディング型市場調査の結果を公表した。民間事業者4社が調査に参加し、利活用のアイデアとして運動施設や温浴施設、飲食施設などを提案した。対象地の整備の際には、市が管理・運営するサイクリスト向けの交流拠点施設「りんりんポート土浦」との一体的な活用も提示されている。今回の調査に民間事業者が参加したことで、市は土浦港周辺の整備に興味のある企業がいると判断しており、今後は調査結果を参考にしたうえで事業スキームや公募条件などを検討していく考えだ。

  土浦港周辺広域交流拠点整備事業は、ラクスマリーナなどが位置する川口2丁目地区の約5haを対象に、オープンカフェや温浴施設、自転車関連の集客施設や公園などを整備するもの。整備は市とラクスマリーナ、および民間事業者で行う計画で、これまでに市が約1haの敷地に公園やサイクリングの拠点となる交流拠点施設「りんりんポート土浦」を整備している。

 残る約4haの用地は、昨年度に実施した民間事業者へのヒアリングの結果、「条件が整えば参入してもよい」との意見が出ていた。そこで市は、この用地の民間活用について広く意見を求めるためサウンディング調査を実施した。

 サウンディングは▽事業イメージ・コンテンツ▽事業手法・スキーム(貸付・売買)▽事業スケジュール▽施設の種類・規模・整備イメージ、賑わい創出の工夫▽想定される需要・地域経済への波及効果▽事業実施にあたって行政に期待する支援や配慮してほしい事項──などの項目で8月から11月にかけて実施し、4事業者が参加した。

 参加者からは、事業イメージとしてマリーナを拠点とした各種スポーツアクティビティやオフロード自転車向けコースの設置、自転車競技大会の開催・誘致、温浴・スパ施設、飲食施設、多目的複合施設、分譲マンションなどの提案があった。事業スケジュールは、事業者選定後から3カ月から1年程度でオープンできるとの回答があった。

 また行政からの支援や配慮については、スポーツ施設を整備する際の「りんりんポート土浦」との一体的な活用や誘導サインの設置、他業者とのマッチングなどを希望する意見が出た。

 市では今回の調査結果を踏まえ、今後実施する公募型プロポーザルの条件や事業スキームを整備していく。なお、プロポーザルの実施時期は、現段階では21年度以降になる予定だとしている。

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