新長戸コミセンに1.7億円 新年度予算案 給食センター整備が本格化(龍ケ崎市)

[2021/2/16 茨城版]
 龍ケ崎市(中山一生市長)は10日、21年度の当初予算案を発表した。一般会計の総額は257億8200万円で、過去最大規模の前年度当初額をさらに0.7%上回っている。主な事業は、新学校給食センターの建設工事が本格化するほか、新長戸コミュニティセンター建設事業で既存施設の解体などに1億7058万円を予算化。新保健施設建設事業では基本設計などに2444万円を計上し、総合運動公園リニューアル事業は1億0309万円を盛り込んでたつのこフィールドの第3種公認の更新などを行う。

 今回の予算編成は、新学校給食センター事業費の伸びなどで一般会計が過去最大規模となったが、臨時的事業や市債の借り換えなどを除くと、前年度から減額となる緊縮型予算となった。一般会計の普通建設事業費は19億1797万円で、前年度当初から31.4%の増。特別会計も含めた予算総額は398億4270万円で、工業団地拡張事業特別会計の用地売却が20年度で完了する予定のため、全体では前年度比1.1%の減となる。

 主な事業を見ると、新長戸コミュニティセンターは新年度に建設地となる旧長戸小学校の校舎棟の解体工事を実施する。1986年建築の既存施設(延べ503平方m)が老朽化し、また駐車場も不足していることから、すぐ北側にある旧長戸小の校舎棟を解体した跡地に移転改築するもので、本年度は秋山建築設計事務所(龍ケ崎市)で新施設の基本設計と旧校舎解体工事の実施設計を策定している。建設規模は現在と同程度を予定しており、体育館は残して避難所などに充てる考え。22年度には新施設の実施設計をまとめ、工事は23年度に単年で実施する。

 新保健福祉施設は、保健センターと総合福祉センター、地域福祉会館の3施設を統合して複合化と多機能化を図るもので、新年度から基本設計に着手する。15年度に基本構想を策定したが、道の駅などの事業を優先するため事業着手を延期していた。基本構想の施設計画によると、建物はS造またはRC造2階~3階建て、延べ2500~3000平方m程度を想定。内部には保健センター(1500平方m程度)や総合福祉センター(500~1000平方m程度)、市民交流スペース、民間運営による市民交流機能を配置する計画で、新年度は基本構想を精査して基本設計に着手する。

 新学校給食センター整備事業は、既存の第一調理場と第二調理場を統合するもので、昨年実施したDB方式の事業者選定の一般競争入札は大昭・増川JVグループ(大昭建設、増川建設、青山建築設計事務所)が17億7600万円で落札した。新年度は工事にも着手して、23年9月の供用開始を目指す。建設規模はS造2階建て延べ2900平方m程度で、1日最大5000食を賄える規模とし、完全ドライ方式やアレルギー除去食に対応するなど機能強化も図る。

 このほか、総合運動公園リニューアル事業ではたつのこアリーナのプールろ過機のろ材交換工事や空調のインバーター交換工事、防火扉改修工事などを行うほか、9036万円を投じてたつのこフィールドの第3種公認の更新に向けた改修工事を実施する。

 20年度に開始した旧北文間小学校転用事業は、5977万円を予算化して21年度は校舎の改修工事などを計画している。この事業は旧北文間小学校の施設を活用し、新しい健幸スポーツニーズに対応したスポーツ拠点を整備するものとなる。

 道路関係は市道第1-380号線(佐貫3号線)に3000万円、橋梁の長寿命化に7681万円、排水路整備に7400万円などを、斎場改修事業は外壁・屋根塗装や火葬炉の耐火物張替工事などに6498万円を確保した。地蔵後中継ポンプ場更新工事費には7000万円を計上し、自家発電設備の増設工事などを実施する。

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