境町利根川左岸河川防災ST 登録伝達式を開催(関東整備局)

[2021/3/26 茨城版]
 「境町利根川左岸河川防災ステーション」の整備計画決定および新規登録を受け、国土交通省関東地方整備局は24日、境町役場で新規登録伝達式を開催した。今後は国と町が連携して、塚崎地内の利根川沿いにヘリポートや備蓄資材置場、水防センターなどを備えた県内5カ所目の河川防災ステーションを整備し、災害に強い地域づくりを目指していく。

 伝達式には関東地方整備局の西澤賢太郎河川部長をはじめ、安達孝実利根川上流河川事務所長、橋本正裕境町長、野尻智治副町長、倉持功境町議会議長ら各関係機関の担当者らが出席し、西澤部長から橋本町長へ新規登録通知書を手渡した。

 西澤部長はあいさつで「河川防災ステーションは水防活動の拠点となるとともに、災害時の緊急対応の基地となる。境町はひとたび利根川が氾濫すると広域的に浸水の恐れがあり、町長をはじめ、住民の水害への意識が非常に高い地域であると認識している。19年の水害の際に深夜にもかかわらず広域避難できたのは、日頃からの準備のおかげだろう」と評価した。

 続いて、安達所長が計画概要を説明。このステーションは圏央道と新4号国道の間となる利根川左岸の123.5k~124k地点、圏央道の西側約600mにわたって整備する。整備面積は約6haで、緊急時には災害活動の拠点として、平常時には賑わいづくりの場や防災に対する意識向上を図る場として利用する。

 利根川水系の洪水被害を最小限に抑えるため、国交省は盛土造成工事を実施するほか、災害時の緊急復旧活動を行う上で必要なコンクリートブロックなど緊急復旧用資材の備蓄を行う備蓄資材置場や駐車場、ヘリポートなどを整備する。一方、町は水防活動の拠点となる水防センターを設置する予定。防災ステーションは県内で、利根町、五霞町、取手市(藤代地区)、常陸太田市に続く5カ所目となる。

 橋本町長は「整備予定地は町内で利根川に最も近く、水害に対する意識の高い地域なので、この決定をいただいて住民の皆さんは安心し喜んでいると思う。町は日頃から利用される防災センターを整備し、これからも国交省や利根川上流河川事務所をはじめ、近隣の古河市や坂東市とも協力して減災・防災に努めていきたい」と話した。

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